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藤後朝夫牧師(20)・・・平和をつくる者

2010年5月27日11時42分
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藤後朝夫牧師+
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平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。(マタイ5:9)



 あの太平洋戦争によって廃墟の中から立ち上がった日本は、平和国家を目指して今日に至りました。戦争の厳しさを通された者にとって平和を生きることに勝るものはありません。



 しかし、世界を見渡せば今なお至るところで激しい戦いが繰り返されています。それは遥か遠い国々のことではなく、争いの火種は、至るところにくすぶっていると申してもよいのでは・・・・・・。その争いは何によって起こるのか、身近なところから見出すことができます。人が集まるところには意見の対立があり、各自の持つ考えや気質が異なり、他人のことを正しく理解できなかったりします。それは、当然なことでそれ自体を否定する必要はありません。それらをうまくコントロールして互いに克服するなら無益な争いはなくなり、幸いな家庭や社会、国家、世界を築き上げて行くことができます。



 ところで、聖書は、人間のうちに潜む根強い自己中心的な欲望にメスを入れています。「何が原因であなた方の間に戦いや争いがあるのでしょう。あなた方の体の中で、戦う欲望が原因ではありませんか」(ヤコブ4:1)そして、この欲望という名の王は、憎しみとか、敵意とかいう名の軍隊を使って私どもの心と生活を争いに向かって駆り立て、突き進ませようとしているのです。ですから時には他人の争いの仲裁に入って成功する人でありましても、自分がその当事者になると敗北してしまうのです。



 それは何故でしょうか。答えは明白です。彼は自分の罪や過ち、欠点は認めたがらないのです。ですから人はしばしばトラブルメーカーにはなり得てもピースメーカーにはなれないのです。



 ところで、イエス・キリストは何故、「平和をつくる者は幸いです」と言われたのでしょうか。私ども人間には、平和をつくり出す力があるのでしょうか。人間の力、人間の知恵、努力によって平和をつくることは明らかに不可能です。本当の平和はキリストの内にあり、私どもがこのお方に結び付くことによって本当の平和は実現可能となるのです。聖書は言います。「神はみこころによって満ち満ちた神の本質を御子(キリスト)のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物をご自分に和解させて下さった」(コロサイ1:19〜20)と。



 人は神との平和を失ったのですが、御子キリストが十字架の上で神からの罪の刑罰を代わって受けて死んで下さいましたので、神との和解が成立したのです。キリストを信じて受け入れることによって、キリストの平和を持ち、その平和を周りの人々に分かつことができるようになります。つまり、赦せない、と思っていた人を受け入れ、赦し、交流を回復する道が開かれるのです。愛し得ない人を愛し得る者となり、平和が実現するのです。



 主イエスは、「平和をつくる者は幸いです」と言われました。主イエスは平和の賛成者や平和を叫ぶ人を求めておられるのではありません。平和の創造者なのです。1946年、サンフランシスコ平和会議でユネスコ憲章が定められ、その精神の中心をなすのは「平和のとりでは人の心に築かねばならない」というものです。聖書は、その平和のとりでとは、まず神と和らぐこと、つまり、私どもの罪の刑罰を代わって受け、十字架の上で死んで下さったキリストを救い主として受け入れることから始まると言うのです。



 最後に、一つの心温まるお話を紹介して終わります。それはペンギンの耐寒法という話です。



 南極の厳しい寒さに耐えて生き抜くエンペラーペンギンというのは、それこそ平和の象徴と申しても良いかも知れません。マイナス10度という寒さの中で、彼らは体をくっ付け合って体温の低下を防ぐのだそうですが、その耐寒法として、何百何千羽というペンギンたちの「押し競饅頭(おしくらまんじゅう)」というのがあるのです。その集団の中心にいるペンギンたちはとても暖かく幸せです。しかし、彼らも心得たもので、丸く円を描きながら移動を続け、外側と内側が公平に入れ替わるようにしているのだそうです。



 主イエスの「平和をつくる者」とは、このペンギンの耐寒法に倣い、互いに赦し合い、愛し合って生きるところに成り立つと言えましょう。



◇



 藤後朝夫(とうご・あさお):日本同盟基督教団無任所教師。著書に「短歌で綴る聖地の旅」(オリーブ社、1988年)、「落ち穂拾いの女(ルツ講解説教)」(オリーブ社、1990年)、「歌集 美野里」(秦東印刷、1996年)、「隣人」(秦東印刷、2001年)、「豊かな人生の旅路」(秦東印刷、2005年)などがある。

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