ハイチの子ども連れ出し事件、バプテスト派の米国人に有罪判決

2010年5月24日17時07分 印刷

【CJC=東京】ハイチで1月に起きた大地震の直後、ハイチ人の子ども33人を連れ出そうとした米バプテスト派の宣教団体『ニューライフ・チルドレンズ・レヒュジ』の活動家10人が逮捕された事件で、最後まで拘束されていた指導者のローラ・シルスビー氏(40)に5月17日、有罪判決が言い渡された。判決は禁固3カ月と8日だが、勾留期間が刑期を超えているため、首都ポルトープランスで即日釈放された。他の9人は司法手続きを途中で打ち切られてすでに釈放されている。

シルスビー氏は米アイダホ州メリディアンの『セントラルバレー・バプテスト教会』に出席していた。教会仲間などバプテスト派の信徒と共に、地震被害にあった子どもたちを、隣国ドミニカで運営している孤児施設に収容しようと1月末、バスで連れ出したところ国境付近で警察に阻止された。ハイチでは、震災孤児の人身売買や違法な養子縁組への懸念が高まっており、警備が強化されていた。

シルズビー氏は収監中に、「ドミニカ共和国政府から、わたしたちがドミニカで運営している孤児施設に子どもたちを連れてゆく許可を得ている。わたしたちは、ポルトープランスで孤児施設を運営しているバプテスト派の宣教師から、施設が今回の地震で壊滅したので、ドミニカの施設へ収容するよう依頼されたのだ。書類を整えるために戻ってくるつもりだった。幼児の人身売買の容疑がかかっているが、そんなつもりは全くない。何か悪事をしようとしたことなどなかった」と語っていた。

公判で、シルスビー氏は、子どもたちは両親を失ったと思っていた、と述べた。しかし壊滅したカレバス村から連れて来られた子どもたちの家族はCBSニュース記者に、宣教者たちが子どもを教育し、訪問も認めると言うので渡した、と語っている。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

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