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佐々木満男「問題解決のためのザ・バイブル」(2)・・・「心配」しないで「信頼」する

2010年4月20日12時57分
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佐々木満男弁護士+
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 私たちはさまざまな物事に心を配っている。この複雑な社会で健全なバランスをとって生きていくためにある程度心を配ることは当然である。しかし、いくら心を配っても問題は起きてくる。そして、あの問題、この問題と、心を配っていくうちに、バランスを失って心配症・ノイローゼに陥っていく。心配は心身のエネルギー(力)の流れを分散したり、押し止めてしまう。そのために問題を解決するための力がなくなってしまうのである。



 それではどうしたらよいのだろうか。「心配」しないで「信頼」することである。「信頼」しているときは、問題を解決する力が自然に得られるものである。聖書には「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」(イザヤ書30章15節)と書かれている。



自分を信頼する



 それでは何を信頼するのか。ある人は「自分」を信頼する。「自分はできる」「私はどんなことでもできる」と言い聞かせて、人間のいわゆる潜在能力を信頼するのである。健全な自己信頼は、問題解決のための大きな力である。世の成功者・実力者の多くは、自分を信頼する自信家である。



 しかし同時に、世の失敗者・挫折者の多くも自信家である。自己信頼が過度になると、高慢になる。人は高慢になると、自分の能力をはるかに超えたことをしようとしたり、すべきでないことをしたりして、失敗・挫折するのである。自信過剰(自己過信)のゆえに失敗・挫折し、自殺等に追い込まれる有能な政治家、学者、医師、弁護士、企業経営者が後を絶たないのは、まことに残念である。



世の諸手段を信頼する



 ある人は「この世の諸々の手段」を信頼する。学歴、家系、資格、組織、資金、名声等々である。私たちの多くは、人生の過程で生じうるさまざまな問題に適切に対処し、これを解決していくために、実にさまざまな手段を獲得しようと懸命に努力をつづけている。



 けれども、イザとなると、これらの手段がことごとく全く頼りにならないことを経験するのである。毎日テレビや新聞で報道される悲惨なニュースを見ればそれは明かである。



真に信頼できるもの



 よく考えてみれば、「自分」ほど頼りにならないものはない。また「この世の諸々の手段」にも、真に信頼できるものは何もない。いつ事故に会うかも知れない、いつガンにかかるかも知れない、いつ地震が起きるかもしれない、いつ核戦争になるかも知れない、のである。



 それでは、真に信頼できるものがあるのだろうか。それは言うまでもなく、天地万物を創造した唯一・絶対・永遠・無限なる神であり、それ以外にはあり得ない。これは正常な頭脳で論理的に考えればあまりにも当然のことである。ただし、そのような偉大な創造主の存在を信じることができればである。



 その根拠は何よりも聖書に明確に書かれている。後に同志社大学を創設した新島譲は、旧約聖書の創世記1章1節の「はじめに神は天と地を創造された」を読んで、素直に天地万物の創造主の存在を信じたと言われる。



有名人の聖書観



 天地万物の創造主の存在を大前提として書かれている「聖書」は、どれほど信頼できるのであろうか。ここに世界の有名人の聖書観をいくつか紹介する。



 ・アブラハム・リンカーン:
 「聖書は神が人間に賜った最もすばらしい賜物である。人間にとって望ましいものはすべて聖書にある」



 ・ジョージ・ワシントン:
 「神と聖書なしにこの世を正しく統治することは不可能である」



 ・ウィンストン・チャーチル:
 「私たちは確信をもって、聖書という『ゆるがない岩』の上に憩うのである」



 ・マハトマ・ガンジー:
 「私の生涯に最も深い影響を与えたのは新約聖書である」



 ・イマヌエル・カント:
 「聖書の存在は、人類がかつて経験したうちで最も大きい恵みである」



 ・ヴォルフガング・ゲーテ:
 「もし獄につながれ、ただ一冊の本を持ち込むことを許されたなら、私は聖書を選ぶ」



 ・アイザック・ニュートン:
 「いかなる世界の歴史におけるよりも、聖書の中にはより確かな真理が存在する」



 ・トーマス・エジソン:
 「聖書だけが私たちに救い主(イエス・キリスト)を示してくれる。それゆえに、聖書は私たちの全生涯を造り変えることができる力の源泉である」



 これらはほんの一例にすぎないが、聖書はあらゆる分野における世界の偉大な人々によって、最も信頼できるものとして信じられているのである。彼らは天地万物の創造主を信頼することによって、大きな問題に取り組んで、これを解決してきた。



宇宙の秩序と法則



 私は高校で地学(天文地球物理)を学んだことから、宇宙天体に関心を持つようになった。弁護士になってから外国留学中に、授業で小型セスナ機に乗せてもらえるというので興味本位に航空法をかじったりした。帰国後、ある国における人工衛星の追跡基地にかかわる紛争事件を手掛けることになり、これをきっかけに、宇宙開発に関する数々の法律問題(いわゆる宇宙法問題)に取り組むことになった。



 科学者ではない法律家の立場から宇宙を考えても、創造主の存在は明かであると言わざるを得ない。宇宙にも法律と同じような理路整然とした神の秩序・法則があることを直観できるからである。相対性理論を生み出し、20世紀最大の科学者と言われたアルベルト・アインシュタインは、「私は神の天地創造の『足跡』を探していく人間である」と言っている。トーマス・エジソンも、「宇宙は実に全能者の意志の偉大なる成就である」と言っている。




◇



 佐々木満男(ささき・みつお):弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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