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田中時雄牧師(3)・・・時のしるしを見分ける

2010年2月20日13時48分
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田中時雄牧師+
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 「そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか」(マタイ16:1〜4)



 イエス様はマタイ15章で7つのパンと少しの魚で男4千人と女、子どもを満腹させる給食の奇跡を行いました。それから、次にガリラヤ湖対岸のマガダン地方に行きました。



 すると今度は群衆に代わって、ユダヤ教の指導者たちであるパリサイ人やサドカイ人がみもとにやって来て、イエス様を試そうとして、天からのしるしを求めました。彼らは、預言者エリヤが天から火を降らせたという歴史(1列王記18章)が念頭にありました。



 いつの時代にもしるしや奇跡を行う者はいますし、キリスト教会の歴史を見てもそうです。イエス様ももちろん、彼ら以上のしるしや奇跡をされたお方ですが、ここでは「ヨナのしるしの他には、しるしは与えられません」と宣言され、「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています」と嘆かれました。



 私たちは信仰生活の中で人知を遥かに超える御業を時には体験します。しかし絶えず信仰の原点である十字架の救いの中にとどまり続けなければなりません。主の再臨が声高に強調され、イスラエルの救われる人々が数多く起こされる時代に突入してきて、血沸き肉躍る時代になりましても、絶えずイエス様の十字架の犠牲が救いの土台です。



 次には、十字架の特徴を3点お分かちいたします。



1.十字架は人を生かす神の力(1コリント1:18)



 私たちの肉体に力を与える食物は現代社会に溢れています。手っ取り早く私たちはそれを口にできる良い時代に生きています。しかし、食べ物は継続して腹に入れ続けなければなりませんが、十字架の救いは一度です。どんなに素晴らしい信仰体験を持つ方でも、人生の困難や試練に遭われた時に辿り着くところは、十字架の苦しみを体験された救い主イエス様ではないでしょうか。



 私たちは、自分の経験する苦難が誰よりもつらい経験だと思うものです。私たちは苦しみ抜く中でイエス様の十字架の苦しみには及ばないことを知り、人生の苦難を乗り越えて来たことでしょうか。十字架は人を生かす神の力なのです。



2.十字架は肉に打ち勝つ力



 ガラテヤ書6章12〜14節には肉を誇ると記され、5章には肉の欲望とあります。しかし、同じガラテヤ書2章20節には「私はキリストとともに十字架につけられました」とあります。



 私は東北で牧師として奉仕するようになって、何かと誇るものを内面に持っていました。そのため、自分も周りの者も、私の自我の強さによって悩み悩ましていた者でした。しかし、イエス様は問題を通して十字架を示して下さり、私を愛し、私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰に導いて下さいました。そして肉なる自我を処分して下さいました。



3.十字架は従いを要求する



 ピリピ書2章8節には、主はご自分を低くされて、十字架の死にまで従われたと記されています。今の時代は、前述のように悪い姦淫の時代で、しるしを求める時代です。教会の中で目立たずコツコツと祈り、奉仕し、捧げる大多数の方々に脚光の浴びない時代です。力は強調されますが、気を付けなければ十字架に名を借りた違う肉の誇る力もありますので、時のしるしを見分ける必要があります。



 ピリピのみことばは、あくまで十字架は自己中心や虚栄ではなく、ご自分を無にした仕える者の姿であり、自分を卑しくする姿だと言うのです。いつの時代になってもこの十字架という福音は変化しません。主は言われます。「誰でもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい」。あくまで主は十字架を示されます。




◇



 田中時雄(たなか・ときお):1953年、北海道に生まれる。基督聖協団聖書学院卒。現在、基督聖協団理事長、宮城聖書教会牧師。過疎地伝道に重荷を負い、南三陸一帯の農村・漁村伝道に励んでいる。イスラエル民族の救いを祈り続け、超教派の働きにも協力している。

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