Skip to main content
2025年5月11日07時22分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

榮義之牧師「30秒の祈りが世界を変える!」(14)・・・偶然か必然か

2009年10月21日12時47分
  • ツイート
印刷
榮義之牧師+
+

 祈らないでも偶然に良いことに出会うこともあるのが人生です。日本人は「宗教は何ですか」と聞かれたら、「何も信じていません」と答える人が多いようです。しかし、文化庁統計の宗教人口は2億人を越え、日本人がいかに宗教心に富んでいるかをうかがわせます。



 「何者のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」の心境であり、苦しい時の神頼みの人々が多いのでしょう。



 宗教を次の3つのもの、水と空気と火に例えると、何がもっともふさわしいでしょうか。



 聖書学院で神学生たちに聞いてみると、すぐに空気という答えが返ってきました。理由は、空気がなければすぐ死んでしまうから。もう一つは、水でした。確かに、空気も水も大切ですが、宗教は火に例えるというのが正解です。生きとし生けるものすべてに空気と水は必要ですが、火を使うのは人間だけであり、火を使えるから人間だと言っても過言ではないからです。



 日本人が西欧の人々と交渉に臨むとき、「宗教は何ももっていません」と応対すれば人間とはみなされず、エコノミック・アニマルと呼ばれたことは承知のことです。



 イエス・キリストの十字架は、神の燃えるような愛の表現であり、その愛をアーメンと信じて受け入れた瞬間から、人間の真の姿=神の子となり、神との対話が可能になります。十字架上に死に、3日目に復活したイエス・キリストのお名前によって祈る特権を与えられました。



 わずか30秒の祈りが世界を変えるとお話ししてきましたが、主の祈りを30秒で祈れるだけでなく、「主よ。助けてください」との叫びも祈りであり、瞬間の求めにも答えがあり、祈らない先に願いがかなうことさえも多くあります。



 それはちょうど、子どもが必要を求めないうちに、親が必要を察知して備えるのと同じです。



 しかし、イエス・キリストを信じた者は、常に祈りなさい(時間が短かくても長くても)との約束の中に生きています。



 祈りを続けるうちに、偶然ではない必然の人生を生きることができます。人生には、良きにつけ悪しきにつけ、突然の出来事、偶然と思えるようなこともあります。



 神を父とし、聖霊のうめきとともにイエス・キリストの名によって祈る者には、すべてが必然となる恵みが備えられているから感謝です。



 とりなしの祈りの中で起こった最近の出来事です。開拓教会に、障害を持つ青年が導かれました。親はいるのですが天涯孤独の施設暮らしで、就職して会社を解雇され、失業保険をもらっているときに救われました。伝道師は、就職活動を勧めてハローワークに行きましたが、なかなか就職できる会社はありません。



 失業保険も後1カ月で終わるころ、伝道師が青年といっしょに書店で本を見ていたら、青年がいません。驚いて捜し始めたところへ電話がありました。でてみると、そのビルの12階にある弁護士事務所からでした。驚いてその弁護士事務所を訪ねると、青年がそこにいました。書店に来た時、そのビルの弁護士事務所を思い出して顔を出したとのことでした。



 詳しく事情を聞いた弁護士は、すぐさま市役所に電話。生活保護を出させるように手配してくれました。



 伝道師は、天の配慮に感動しました。青年を連れて書店へ行き、偶然その青年がいなくなったのでも、書店の12階に偶然弁護士事務所があったのでもなく、長い間祈り続けた結果、神の摂理の中での必然だったと喜んでいます。



 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(第一テサロニケ5:16〜18)



 目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。(コロサイ4:2)



◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • ワールドミッションレポート(5月10日):ブータンの福音化のために祈ろう

  • 貧困国の少女たちにドレスを贈り続け400万着 神の愛を届ける宣教の手段にも

  • 英国国教会の教会検索サイト、この1年で訪問者数が急増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.