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工藤公敏牧師「北アルプスのふところから神の懐へ」(12)・・・北の果て

2009年8月4日09時40分
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工藤公敏牧師+
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 網走の初めての週報に次のような文を載せた。週報の名前は「北の果て」と付けた。



 「王の命は急なり」と言われますが、四月二日、「テンニンニモツマトメテコイホンブ」の電報を鹿児島で受け取った。近所の風呂屋で三十分程、考えて祈ったが、従うことが主の御旨と示された。



 聖書学院の修養生の頃、隣の町の岩間教会に遣わされてご奉仕させて頂いた。学院に戻るように言われたにもかかわらず、岩間に二カ月留まった。信者の強い要求があったことであるが、後に任命を受けた牧師と一緒に奉仕をした。その二カ月は私の信仰にマイナスにこそなれ、プラスにはならなかった。あの時、群れの指導者の導きに従うのが神様の喜びなさるところであった。再び聖霊が悲しむようなことはしたくないので生まれたばかりの信仰の兄弟姉妹に、教会を去らねばならなくなったことを告げた。



 網走の皆さんもそうであったと思うが、二年間の伝道の結果、涙して別れを惜しむ人々が起こって来た。初見先生には、十三年もの牧会した結果の別れが親子の縁を切られるようであったと思う。私は鹿児島から北海道への転任、夢のようでならない。



 桜が散り、菜の花が散った地から、雪が山々にある地へ、これは神のなさってくださったことと信じている。



 私は、長野県大町市(北アルプスの麓)に生まれ、松本工業の機械科を卒業した。神の無い十九年間を送ってきた。父が高校卒業の日に発電所の導水路に飛び込み自殺をした。次男坊の私が百姓をしながら会社に勤めて跡継ぎをしてくれというのが、父の切願であった。長男が知的障害のために家出をしたりする。この兄のために家中に暗さが漂う。幾度もこの兄が死んでくれたら良いと思ったことか。また縄で縛ったり、殴ったりしたことか。私は母に泣いてこの兄をなぜ生んだのかと迫った。こんな兄がいたら私に嫁の来ても無いと考え、名古屋の三菱に就職が決まった。父の葬儀の日と入社日と同じになり、父の葬式を済まさないで名古屋に行った。三年間、ほとんど弁当を詰めてくれた父が自殺した。大きな愛を失った。新三菱重工で冷凍機の研究に励んだが、父の愛を失った私は酒に走った。友との文通に走った。一升酒を飲んだ時もあった。



 十九歳の時、このようであったから、主イエス様を知らなかったら、今頃どのようになっていたのであろうか。恵みの奇跡と言う他ない。父の自殺で悩んでいた私。私が一番偉くて、家中の者が悪いと考え違いをしていた。



 イエス様を信じてから、私が放蕩息子で、私こそ一番悪者であることが分かった。主イエス様を信じ、父を自殺に追いやったような良心の責めから救われた。



 主イエス様を信じてから酒もいらなくなった。何とすばらしいことであろうか。表面は真面目に見えていても、心の中は妬みと憎しみと汚れに満ちていた。



 罪を赦され全く変えられた。私を変えた十字架。四年間勤めた会社を退職して、茨城にある聖書学院へ入学した。頭は丸坊主だった。百円のお金も無いような時もあり、ひたすら祈った。家の者たちは献身に反対、誰一人賛成してくれない。義兄などは、献身したら離婚をすると言ってきた。母の危篤、母が召された。母は召される四カ月程前に主イエスを受け入れ、御国に帰った。「み空のかなたかしこには楽しき住まいありて」が母の好きな賛美であった。私が献身して一週間目に母は天に帰った。三月二一日のことであった。



 知的障害の兄が召されて、母は重荷を下ろし地上の生涯を終えた。「世にありては悩みがある。雄々しかれ。我既に世に勝てり」とおっしゃるお方が共におられる。



 学院生活においても穴を掘って祈った。トラクトを村々に配った。毎朝四時四十分起床。良くとらえられて祈ったものである。二年前に開拓教会である鹿児島に遣わされた。礼拝に誰一人も来ない時があった。ラーメンとパンと缶詰も多く食とした。二年前、鹿児島で忍び戦った結果、主は救霊の実を結ばせてくださった。これからも祈りと伝道に力を注ぎたいので皆様のご協力を願う。(第一回網走週報)



◇



 工藤公敏(くどう・きみとし):1937年、長野県大町市平野口に生まれる。キリスト兄弟団聖書学院、ルサー・ライス大学院日本校卒業。キリスト兄弟団聖書学院元院長。現在、キリスト兄弟団目黒教会牧師、再臨待望同志会会長、目黒区保護司。

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