Skip to main content
2025年7月3日23時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

ニーズを知り、ニーズを満たす 菅野直基

2005年7月7日03時07分
  • ツイート
印刷

どんな商売であっても、ビジネスであっても、その成功するための秘訣は、「人々のニーズを知り、それを満たす」ことにあるだろうと思います。

教会とは、いわゆる、お金を儲ける商売やビジネスではありません。しかし、もしかしたら多くの教会は、この原理・原則をほとんど無視して運営しているように思います。それは、私自身の反省にもなりますが、説教が難し過ぎますし、人々の現実的なニーズに無頓着です。ですから、教会に来ても、人々は自分のニーズが満たされないので、続けて教会に来る人が少ないのかも知れません。そして、もしかしたら、日本のリバイバルを妨げている一つの要因は、こういうところにあるのかも知れません。

政治団体与党に所属する公明党の母体となっている宗教は創価学会です。これは、日蓮系の新興宗教の一つですが、その特徴としては、他に対して排他的であり、強いプライドを持っています。この宗教の信者は、どちらかと言えば、労働者階級や底辺にいる人が大半を占めていますが、そういう人々に、強い自信感とプライドを与えています。こういうこと一つを取っても、人々のニーズを満たしています。また、教えがわかりやすく、現世ご利益的な部分を全面に出しています。その一つの現れとして、最近、公明党の提案によって、東京の新宿区では、来年度から児童手当が「中学3年生」までに拡大することが決まりました。これなどは、子を持つ親としては、私自身も非常にありがたいことだと感じます。この宗教は、人々のニーズを知り、それを満たすことで成功した一例だと言えると思います。

しかし、これと似た形で大きくなった教会があります。それは、韓国のソウルにあるヨイド純福音教会です。この教会を調べてみると、創価学会との驚くほどの類似点を見つけることが出来ます。信者の大半は、労働者階級や底辺にいる人たちです。しかし、そういう人たちが、この教会で信仰生活をすることによって、大きな自信を身につけ、大きな夢を持つようになって、堂々と胸を張って生きるようになっています。また、その語られるメッセージは、非常にわかりやすく、天国の福音を語りながらも、現世ご利益(アブラハムの祝福)を強調して語られていますし、人々のニーズに答えています。また、地域・区域の組織を持っていることも、非常に似ています。この教会も、人々のニーズを知り、それを福音で満たして行くことによって、大きく成長し、今日、世界最大級の教会として、大きな働きをしています。

イエス様は、福音書の中でタラントの喩話を語られましたが、その預けられたタラントを活用して、増やした人を、とても喜び、ほめられました。しかし、それを地に埋めて増やそうとしなかった人を叱責されました。この話は、お金の商売についてですが、このお金を「儲ける」というのは、漢字で書くと、「信者」という字になります。これは、お金儲けに限らず、私たち信者は、主から頂いた賜物を活用し、それを増やし、また、福音を人々のニーズに答えながら増え広がらせて行くことが、使命として与えられているのではないでしょうか?

そのために私たちは、毎日の生活の中で、家族や身近な隣人のニーズを知って、それを満たして行きたいと願うところからはじめて行きましょう。このことは、言葉を変えるならば「愛する」ということです。私たちは、愛の心を持って、人々のニーズを知り、イエス様の大きな愛と福音によって、そのニーズを具体的に満たして行きたいものです。私たちが、そのように儲ける人生を生きて行くならば、もちろん、天国に行った時、イエス様からのおほめの言葉を聞くことが出来、主の財産を共に預かる者とならせてもらえるでしょう。しかし、大切なのは、その生き方には、大きな現世ご利益があることを忘れてはいけません。それは、「私の人生は、本当に良かった。」と思うことが出来、幸福感を感じながら生きて行くことが出来ます。そして、主が私たちを通して福音を増え広げて下さるなんて、最高のご利益(祝福)ではないでしょうか? 祈りながら、その人生を歩まさせて頂きましょう。バイブル(聖書)には、『私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから。』と書いてあります。祝福をお祈り致します。

◇菅野 直基(かんの なおき)=新宿福興教会牧師

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月3日):コンゴ民主共和国 戦火の中、詩篇91篇にすがるキリスト者たち

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.