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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(4月21日):米国 元敏腕ジャーナリストの牧師が調査した死後の世界(2)

2026年4月21日11時39分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:米国
ワールドミッションレポート(4月21日):米国 元敏腕ジャーナリストの牧師が調査した死後の世界(2)+
※ 写真はイメージです。(写真:Dimitri Karastelev)

「死の手前」まで行った牧師のリー・ストロベル。かつてキリストの復活を、調査報道のスキルで証明した元無神論ジャーナリストは、自らの体験を機に、死後の世界を確かめるべく、医学的・科学的な観点から臨死体験(NDE)の徹底調査を開始した。(第1回から読む)

リー・ストロベルが調査を進める中で最も重視したのは「脳の幻覚」という説を覆す客観的な証拠であった。彼は数多くの臨死体験の中から、第三者による検証が可能で、医学的に確認された客観性の高い事例だけを慎重にフィルタリングして取り上げた。

もし臨死体験が単なる脳の機能不全による化学反応であるなら、脳波が完全に停止している状態で、なぜ複雑で正確な記憶が形成されるのか──この疑問に答えるため、彼は「検証可能な証拠」を最優先の基準とした。

ストロベルが特に注目した事例には、次のようなものがある。それは、心臓が停止し、医学的に「死んでいる(脳波がフラットな)」状態の患者が、肉体を離れた視点(体外離脱)から、病院の屋上にある「誰も知らない靴」の色や特徴、病室のシーリングファンの羽の裏側にある赤いステッカーとその内容(病床からは絶対に見えない)、別室で行われていた医師たちの会話を正確に描写したケースなどだ。これらの描写は、後で病院スタッフによって実際に確認された。

さらに彼を驚かせたのは、生まれつき全盲の女性が臨死体験を経験した際の証言である。彼女はそれまで一度も「視覚」を持ったことがなかったにもかかわらず、蘇生後、自分が肉体を離れたときに「初めて目で見ること」を体験したと語った。

彼女は、救急救命室の色や、医師たちが着ていた服の細かなデザイン、さらには医療器具の形までを正確に説明したのである。これは脳が見せる「過去の視覚情報の再構成」では絶対に説明がつかない現象だった。

ストロベルが調査した査読済み論文や、第三者検証の可能な事例において、医学専門家たちは、意識(いわゆる「霊」)が、脳という肉体的な器官とは独立して存在し得る可能性を指摘した。

一方のサンプルにおいて、美しい天国のような場所が描写されているものがあるが、他方、ストロベルの調査では、そのような理想郷のようなものばかりではなかった。彼の調査は、「光と影」の「影」の部分、つまり「もう一つの現実」についても及んだ。それは、一部の人々が臨死体験の中で目撃した、底知れぬ恐怖と暗闇の世界、いわゆる地獄のような体験であった。

ストロベルはこれらの体験を聖書的基準で慎重に吟味した。そしてどれもが、その核心部分においては矛盾なく、聖書の教える死後の現実を外から裏付ける証拠であることを発見したのだ。(続く)

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◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:米国
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