Skip to main content
2025年11月15日07時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(3月29日):ロシア・ダゲスタン共和国のために祈ろう

2025年3月29日19時05分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:ロシア

ロシア連邦に属するダゲスタン共和国は、イスラム教が強い地域だ。多様な民族が共存し、豊かな文化と伝統が息づいている。イスラムの影響が強く、日常生活や社会に深く根付いている。

カミーラは、山岳地帯のダゲスタンでイスラム教徒の大家族に生まれた。ダゲスタンは、伝統的に福音が最も受け入れられない地域の一つだ。幼い頃から、彼女は頑固で独立心が強く、ナマーズ(イスラム教徒が日に5回ささげる祈りの習慣)を拒んでいた。

父親はカミーラに「アッラーは自分に従わない者を厳しく罰するだろう!」とよく話したものだった。カミーラはこのように何度も言い聞かされてきたので、神が本当に父親のような存在なのだろうかと疑問に思っていた。「もし神がこんな存在なら、私はそんな神なんて信じたくない!」と思っていたのである。

カミーラが12歳の時、海岸に座って本を読んでいる女性がいたので、彼女に近づいて聞いてみた。「あなたが読んでいるその本は何という本ですか?」するとその女性は「聖書よ」と答えた。カミーラはその時、自分の心の中で何かが揺さぶられるのを感じた。その瞬間から彼女は、不思議なことだが、自分の聖書を持ちたいと思うようになったのだ。

カミーラは成長し、結婚して3人の子どもをもうけた。しかし、カミーラの真理への渇きは、決してなくなることはなかった。夫は「ブルカで頭を覆うかは、妻の判断に任せている」と言っていたのだが、当のカミーラは「アッラーは本当にそれを求めているのかしら?」と悩み続けた。

いろいろなことが錯綜する中、ついに彼女は神に叫んで言った。「神様、私はあなたが誰なのか知りません! もし私の言うことを聞いているのなら、一度だけでいいです。私に姿を見せてください。そうすれば、私は他に何も求めません!」

するとその夜、彼女は不思議な夢を見た。夢の中で白い衣をまとった背の高い男性が現れたのだ。もはやカミーラには、その男性の自己紹介は必要なかった。不思議なことに、カミーラはすぐにそれがイエスだと分かったのだ。夢に現れたキリストの御前で、彼女の心は羽毛のように軽やかな気分になった。

目覚めたとき、彼女は再び聖書を探し始めた。3週間後、彼女は教会で、数十年も夢見ていた自分の聖書を抱き、涙を流していたのである。

主イエスは言われた。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます」(マタイ7:7、8)

カミーラのうちに長年燃えていた真理への探究心は、決して消えることがなかった。そう、聖書が約束するように、真理を求める者は必ずそれを見いだすのだ。ダゲスタンの渇ける求道者たちが、道である主イエスを見いだすことができるように祈ろう。ダゲスタンの人々、特にイスラム教徒が救われるように祈っていただきたい。

■ ロシアの宗教人口
正教 64・0%
プロテスタント 2・1%
カトリック 0・6%
イスラム 12・5%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ロシア
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(3月28日):ギニアのコンヤギ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月27日):インド 10日間のバイブルキャンプが少女を癒やす

  • ワールドミッションレポート(3月26日):タイ 搭乗した飛行機の隣席のムスリム女性

  • ワールドミッションレポート(3月25日):タンザニアのコノンゴ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月24日):スペイン 死の影の民に輝く光

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(7)神様のご計画が明確になったとき 加治太郎

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 花嫁(37)鉄塔と母 星野ひかり

  • 天にフォーカスして生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(11月15日):ウォリス・フツナ諸島 南太平洋の小さな島で育ち始めた小さな福音の芽

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • その時、祈りは聞かれた 穂森幸一

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.