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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(3月29日):ロシア・ダゲスタン共和国のために祈ろう

2025年3月29日19時05分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:ロシア

ロシア連邦に属するダゲスタン共和国は、イスラム教が強い地域だ。多様な民族が共存し、豊かな文化と伝統が息づいている。イスラムの影響が強く、日常生活や社会に深く根付いている。

カミーラは、山岳地帯のダゲスタンでイスラム教徒の大家族に生まれた。ダゲスタンは、伝統的に福音が最も受け入れられない地域の一つだ。幼い頃から、彼女は頑固で独立心が強く、ナマーズ(イスラム教徒が日に5回ささげる祈りの習慣)を拒んでいた。

父親はカミーラに「アッラーは自分に従わない者を厳しく罰するだろう!」とよく話したものだった。カミーラはこのように何度も言い聞かされてきたので、神が本当に父親のような存在なのだろうかと疑問に思っていた。「もし神がこんな存在なら、私はそんな神なんて信じたくない!」と思っていたのである。

カミーラが12歳の時、海岸に座って本を読んでいる女性がいたので、彼女に近づいて聞いてみた。「あなたが読んでいるその本は何という本ですか?」するとその女性は「聖書よ」と答えた。カミーラはその時、自分の心の中で何かが揺さぶられるのを感じた。その瞬間から彼女は、不思議なことだが、自分の聖書を持ちたいと思うようになったのだ。

カミーラは成長し、結婚して3人の子どもをもうけた。しかし、カミーラの真理への渇きは、決してなくなることはなかった。夫は「ブルカで頭を覆うかは、妻の判断に任せている」と言っていたのだが、当のカミーラは「アッラーは本当にそれを求めているのかしら?」と悩み続けた。

いろいろなことが錯綜する中、ついに彼女は神に叫んで言った。「神様、私はあなたが誰なのか知りません! もし私の言うことを聞いているのなら、一度だけでいいです。私に姿を見せてください。そうすれば、私は他に何も求めません!」

するとその夜、彼女は不思議な夢を見た。夢の中で白い衣をまとった背の高い男性が現れたのだ。もはやカミーラには、その男性の自己紹介は必要なかった。不思議なことに、カミーラはすぐにそれがイエスだと分かったのだ。夢に現れたキリストの御前で、彼女の心は羽毛のように軽やかな気分になった。

目覚めたとき、彼女は再び聖書を探し始めた。3週間後、彼女は教会で、数十年も夢見ていた自分の聖書を抱き、涙を流していたのである。

主イエスは言われた。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます」(マタイ7:7、8)

カミーラのうちに長年燃えていた真理への探究心は、決して消えることがなかった。そう、聖書が約束するように、真理を求める者は必ずそれを見いだすのだ。ダゲスタンの渇ける求道者たちが、道である主イエスを見いだすことができるように祈ろう。ダゲスタンの人々、特にイスラム教徒が救われるように祈っていただきたい。

■ ロシアの宗教人口
正教 64・0%
プロテスタント 2・1%
カトリック 0・6%
イスラム 12・5%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ロシア
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