Skip to main content
2025年8月28日16時14分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般

「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定

2025年1月9日18時30分
  • ツイート
印刷
関連タグ:国際キリスト教コンサーン(ICC)世界迫害指数迫害
「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定+
米迫害監視団体「国際キリスト教コンサーン」(ICC)が発表した最新の年次報告書「世界迫害指数2025」

米首都ワシントンに拠点を置く迫害監視団体「国際キリスト教コンサーン」(ICC)は2日、年次報告書「世界迫害指数2025」(英語)を発表した。それによると、キリスト教徒は昨年、世界の広範囲で難民となることを余儀なくされ、一部の国では紛争当事者やイスラム過激派によって標的にされたり、殺害されたりした。

ICCのジェフ・キング会長は報告書について、昨年の「最も悪質な信教の自由の侵害者」に焦点を当て、「キリスト教徒を標的として組織的に迫害した国々、テロ組織、政治指導者」をまとめたものだとしている。

報告書は、迫害が激しい20カ国を詳細に分析。また、昨年に浮上あるいは深刻化した世界的な傾向として、スーダンやミャンマーなどの紛争地域における大規模な難民の発生や、イスラム過激派の台頭の影響を受けたアフリカのサヘル地域諸国における状況の悪化を挙げている。

スーダンでは、2023年に国軍と準軍事組織による紛争が勃発して以来、800万人以上が難民となっている。報告書は、紛争の両当事者が「宗教施設を攻撃し、宗教指導者を殺害し、国内各地で宗教的慣習を妨害している」と指摘する。

また、ブルキナファソ、マリ、モーリタニア、ニジェールといったサヘル地域西部の国々では、各国政府の失政により昨年初頭からイスラム過激派が台頭し、国連の統計によると約330万人が難民となった。

「これらの迫害はあらゆる宗教の信者に影響を与えているが、テロ集団は標的とする暴力行為においてキリスト教徒や特定の宗教グループを選んでおり、特に彼らは難民になりやすい」

「サヘル地域全体で、テロや過激派による不安定な情勢が市民生活を混乱させ、通常の宗教的実践を危険または不可能にしている」

サヘル地域にはこの他、チャド、エリトリア、ガンビア、ギニアビサウ、ナイジェリア、セネガル、スーダンが含まれる。

ナイジェリアでは北部を中心に、キリスト教徒の村落が「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)や急進化したフラニ族の武装勢力など、イスラム過激派による攻撃を受けることが多く、近年では数千人が命を落としている。

また、コンゴ民主共和国(旧ザイール)では、昨年1月だけで35万8千人が難民になったとし、過激派組織「イスラム国」(IS)に関係する武力勢力「民主同盟軍」(ADF)に不安定化の一因があるとしている。

「コンゴ民主共和国ではキリスト教徒が多数派であることから、キリスト教徒に対する攻撃の一部は宗教とは無関係である可能性があるが、ADFは教会や教会指導者を標的にしていることで知られている」

ICCは、コンゴ民主共和国とサヘル地域西部の5カ国(モーリタニア、マリ、ブルキナファソ、ニジェール、チャド)を、「信仰を理由にキリスト教徒が日常的に拷問されたり殺害されたりしている地域」として「レッドゾーン」に指定。ナイジェリア、ソマリア、エリトリア、アフガニスタン、北朝鮮、パキスタンも含め計12カ国を「レッドゾーン」に指定した。

中国、インド、イラン、サウジアラビアの4カ国は、政府が「キリスト教徒の権利を厳しく弾圧している国」として「オレンジゾーン」に指定。アゼルバイジャン、エジプト、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ニカラグア、ロシア、ベトナムの8カ国は、「キリスト教徒が攻撃、逮捕、弾圧に耐えている地域」として「イエローゾーン」に指定した。

「世界迫害指数2025」発表 12カ国を「レッドゾーン」に指定
「世界迫害指数2025」で迫害が著しいとされた国々。レッドゾーン(12カ国)、オレンジゾーン(4カ国)、イエローゾーン(8カ国)の3つのレベルに分類されている。(画像:「世界迫害指数2025」より)

一方、信教の自由を巡る状況において昨年見られた前向きな点として、「抑圧に対する民衆の不満」を挙げた。

まず、昨年春にインドで行われた総選挙で、与党のインド人民党(BJP)が「支持を大幅に減らし」、その結果「政権を維持するために、複数の政党と連立を組むことを余儀なくされた」点を取り上げた。

報告書はBJPを、「真のインド人はヒンズー教徒であるという、キリスト教徒や宗教的少数派を必然的に二流の地位におとしめる見解に基づき、インドのアイデンティティーを狭い視点で捉えていることで知られる」とし、インドで「最も害を及ぼしている」団体の一つと指摘。「選挙(結果)の長期的な影響はまだ十分に理解されていない」としつつも、「世俗色が強い連立パートナーによって、BJPの民族主義的政策は妨げられるだろう」との見通しを示した。

また、21年のクーデター後、国軍による軍事政権が続いているミャンマーについても、昨年生じた変化を次のように指摘した。

「軍事政権の暴力によりミャンマーの多くの民族的・宗教的少数派が団結し、24年には反軍政派が多くの印象的な軍事的勝利を収めた。ミャンマー特別諮問委員会の調査によると、反軍政派民兵の活動により、強固な国軍支配地域は17パーセント以下まで減少した」

その他、イランについても、昨年の「マスウード・ペゼシュキヤーン大統領など比較的穏健な政治家の当選」を民衆による蜂起として挙げ、既存政権の支配が絶対的なものではないことを示唆したと指摘した。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:国際キリスト教コンサーン(ICC)世界迫害指数迫害
  • ツイート

関連記事

  • 「汚職と迫害には相関関係がある」 キリスト教迫害監視団体が報告書

  • 中国、家の教会に「詐欺」のレッテル貼り迫害 弁護士や教会指導者らが共同で非難声明

  • 投獄経験した教会開拓者2人が証し 迫害下で急成長するイランの教会

  • ロシア占領下のウクライナでキリスト教指導者らが拷問死 迫害の中に希望の兆しも

  • 信仰を理由に殺害されたキリスト教徒は1年間で約5千人 最新の迫害報告書発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.