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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(11月18日):ブラジル アマゾン流域での目覚ましいリバイバル

2024年11月18日19時57分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:ブラジル

ブラジルのアマゾン地域では、深い霊的覚醒が地域の風景を変えつつある。今この地域では、福音派キリスト教が急速に広がっている。その結果、共同体が再構築され、新たな数千人の改宗者たちが、強くそこに引き寄せられている。

例えば、アマゾンの遠隔地ラモスに位置する川沿いの小さな集落では、この霊的な変化がはっきりと感じられる。生涯にわたってアマゾン流域に住んできた83歳の住民はこう語る。「今では、神は私にとって全てです。イエスなしでは、私は無に等しく、何者でもありません」

この霊的リバイバルは、アマゾン全域で増え続ける教会の数や洗礼者数にもはっきりと現れている。ベレン・フォースクエア教会の牧師ジョズエ・ベングトソン氏は数十年にわたって、アマゾン地域に行き渡る複雑な河川網を巡り、孤立した集落に救いのメッセージを届けてきた。

「私たちが伝道を始めた当初は、ほんの少数の働き手しかいませんでした。しかし今日では、アマゾンの中規模教会のほとんどが、小型の船を所有しています」と彼は説明する。

福音派の運動は劇的に成長しており、現在アマゾン地域では3200にも及ぶフォースクエア教会が活動している。2024年の前半だけでも1万4500人がバプテスマを受け、年末までに3万人以上のバプテスマが見込まれる。最近では、アマゾン川で大規模な集団バプテスマが行われ、何百人もの人々が公にイエス・キリストへの信仰を告白したのである。

このリバイバルは、単なる数字上の話ではない。この霊的な変革を通して、人々の人生が根本的に変えられているのだ。30年以上にわたり、ジャングルの奥地で働いてきた宣教師エゼキエル・サント氏は、福音がことごとく人々の人生を変えてしまうのを目の当たりにしてきた。

隔絶され、宣教が困難な環境にもかかわらず、多くの先住民や川沿いのコミュニティーがキリストを受け入れる様子を見てきたのだ。「神がこの働きの中で私たちと共にいてくださり、今まさに、私たちはその収穫を見ているのです」と彼は語る。

アマゾンでの福音派教会の成功は、長年にわたって現地に住み込んできた牧師や宣教師が築いた、地域社会との深いつながりに起因している。ブラジルの社会学者ジョゼ・エウスタキオ・アルヴェス氏はこう指摘する。「福音派の人々は、地域に溶け込み、長く留まる牧師を迅速に育成しています。このような奉仕者たちが豊かな成果を上げているのです」

遠隔地の集落に小さな福音派の教会が次々と誕生する中、この運動は単なる宗教的な変化にとどまらず、社会的・霊的な革命と見なされている。ブラジルの上院議員で福音派の牧師でもあるダマレス・レジーナ・アルヴェス氏は、この現象がアマゾンにおける人々の活力を高め、共同体意識を醸成する革命に他ならないと捉えている。「教会がこの革命を実現させているのです」と同氏は語る。

ブラジルのアマゾンにおける福音派のリバイバルは、地域の霊的基盤を再構築しており、将来世代にわたる持続的な影響を約束しているといえよう。カトリック国としての印象が強い中南米は、今その軸足を福音派プロテスタントに大きく移しつつある。そのけん引役がブラジルの福音派なのだ。

彼らがアマゾン流域の孤立した遠隔地に移り住み、長年にわたって住民らと苦楽を共にすることによって、今やキリストの命がそこに流れている。これは、何と模範的な宣教師の姿だろうか。拡大の勢いが全く衰えないブラジル福音派の兄弟姉妹の働きを覚えて祈っていただきたい。

■ ブラジルの宗教人口(※2010年のデータ)
カトリック 72・8%
プロテスタン 18・8%
土着の宗教 5・4%
ユダヤ教 0・06%
イスラム 0・3%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ブラジル
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