Skip to main content
2025年8月19日07時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

イエスに喜ばれる信仰の姿勢 万代栄嗣

2024年8月5日19時54分 コラムニスト : 万代栄嗣
  • ツイート
印刷
関連タグ:万代栄嗣ルカによる福音書

さて、あるパリサイ人が、いっしょに食事をしたい、とイエスを招いたので、そのパリサイ人の家に入って食卓に着かれた。すると、その町にひとりの罪深い女がいて、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられることを知り、香油の入った石膏のつぼを持って来て、泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗った。イエスを招いたパリサイ人は、これを見て、「この方がもし預言者なら、自分にさわっている女がだれで、どんな女であるか知っておられるはずだ・・・」と心ひそかに思っていた。(ルカ7:36~39)

猛暑の日々が続いていますが、夏の光のエネルギーに勝る神の光を受け、躍動感のある夏の日々を歩み、本気で恵まれていこうではありませんか。

先日は各地でビル・ウィルソン先生とのセミナーを行い、この先生から湧き出す信仰の熱量をもろに浴びながら学ぶところ大でした。75歳でありながら、ますます信仰に燃えています。人の顔色を見て、人との関係だけで生きるのではなく、神との関係の中で生きる人生があると思わされます。

今日の箇所では、パリサイ人のシモンの家に罪深い女がやって来て、涙でイエス様の足を濡らし、髪で拭って高価な香油を注いだと書かれています。ここで、イエスに対する真っすぐな信仰の在り方について見ていきたいと思います。町中の人が知る罪深い女が入ってきたことに、シモンはすぐに反応しました。ここに2つの対照的な姿があります。

1. イエスに対する態度の違い

このパリサイ人は、イエスが本物の預言者なら、この女のことを見抜くだろうと考えていました。彼が見ていたのは何ですか。人のことばかり見て比較し、人を裁く姿がここにあります。

一方この女性は、家に入っていいか許可も得ず、人のことなど眼中になく、イエス様に近づきたい、ただその一心でした。パリサイ人は、人の評判を気にし、自分も裁判官のように人の魂の値打ちばかり量ろうと考えていましたが、女性の方は、人間の世界では非難されても、その心にはシンプルにイエス様だけがいました。私たちも、イエス様だけに集中したいのです。

2. 行動の違い

シモンは、彼女がイエスに近づくだけで、気分が悪かったでしょう。清さを求めるパリサイ人の家に罪深い女が無断で入り、高価な香油を家の中でイエスに注ぐとは。当時の人からすると非常識だったことでしょう。足を洗うなら外ですればいい。そんな常識はずれなことはしないでほしい。彼女の行動は、シモンにとって迷惑千番で、何もしないでほしかったのです。

しかし、何もしなかったら、イエス様は喜んだでしょうか。イエス様はシモンに「あなたは足を洗ってくれず、口づけもしてくれなかった」と、しなかったことを追求されたのでした。イエス様はやらないよりやった方がいいと言われたのです。

私たちは大抵、人がしたことを批判します。変な理屈に偏ると、しない方がいいという悪い流れに心がとらえられます。ただシンプルに、イエス様に向かって行動しましょう。

3. 基準の違い

パリサイ人の望んだことは、自分の思いが実現すること、単なる自己満足です。いつも自分が基準で、イエス様の価値さえ量ってやろうと思っています。神以外に人を裁くことはできないはずなのに。しかし、この女性は、イエス様に近づき、自分の愛と感謝を表すことを望んだのです。

彼女の心の中心には、イエスがいました。私たちも、自分が何を見、イエスに何を感謝しているのかを明確にしましょう。イエス様以外に見えないというくらい、イエスに集中したいのです。人の目ばかり気にするのではなく、信仰を込めた行動を起こし、常にイエス様に結び付く者になりましょう。神様からの濃厚なエネルギーを頂き、信仰の原点に立ち返りましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

■ 【新企画シリーズ】動画「万代栄嗣のFUKABORI説教論!」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:万代栄嗣ルカによる福音書
  • ツイート

関連記事

  • 私たちも「アンデレ」になろう 万代栄嗣

  • 治ると信じて祈る信仰 万代栄嗣

  • 主キリストの霊的武具を身に着けよう 万代栄嗣

  • 人々にイエスを証ししよう! 万代栄嗣

  • リバイバルの中心にあったもの 万代栄嗣

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.