キリスト者学生会(KGK)理事長など超教派の宣教団体の要職を歴任したイムマヌエル綜合伝道団の三森春生(みつもり・はるお)牧師が14日、死去した。95歳だった。KGKが19日、ホームページで明らかにした。
1929年東京生まれ。早稲田大学在学中に信仰に導かれ、KGKに参加。在学中に献身を決め、中退してイムマヌエル聖宣神学院に入学した。イムマヌエル綜合伝道団では王子教会(東京都北区)を50年以上牧会し、80歳で牧師を引退した。
KGK理事・理事長、全日本宣教祈祷運動運営委員長、小さないのちを守る会運営委員長、お茶の水クリスチャン・センター(OCC)総主事、日本自衛隊宣教会(MEAJ)顧問、断食祈祷聖会実行委員長、クリストファー・サン伝道協会日本委員会会長などを歴任。2015年には、日本福音功労賞を受賞している。
単著に『希望への招待―キリスト教理解の手引き』『栄光への歩み―豊かな信仰生活への手引き』『それは教室から始まった―キリスト者学生会(KGK)発足とその歴史』、編著に『日本宣教祈りのガイド2000』、共著に『はばたく日本の福音派―日本福音同盟10周年記念』『こころcafe』など。