Skip to main content
2025年9月15日20時17分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(3月16日):ラマダン中のモルディブのために祈ろう

2024年3月16日18時39分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム教
世界宣教祈祷課題(10月11日):モルディブ+
モルディブの首都マーレ(写真:Shahee Ilyas)

モルディブは世界中からの観光客が訪れる人気のあるアイランドリゾートだ。しかし悲しいことに、イエスに従うことを選んだモルディブ人は厳しい風当たりを避けられない。

千以上の島々からなるこの国は、国民のイスラム教徒率が100%であると公言しており、彼らは、モルディブの国民はイスラム教徒であるべきだと考えている。この国の緊密な共同体では、イスラムの価値観からの逸脱はすぐに見破られ、当局やイスラム教指導者に通報される。そのため、イスラム教を離れた者は信仰を秘密にしなければならない。夫、妻、子どもたちが互いの信仰を知らないこともあるほど危険なのだ。もし発覚すれば、信者はシャリーア(イスラム法)に違反したとして市民権を剥奪され、社会から孤立し、国家からの恩恵を失うこともよくある。

主に観光業に従事する外国人キリスト教徒は、改宗者よりは若干自由があるものの、彼らの集まりは当局によって厳しく監視・管理されている。そのため、反感を恐れて集会をしないことを好む人も多い。外国人キリスト教徒がモルディブ人に信仰を伝えることは厳しく禁じられている。2022年にイスラム省が発布した政令により、外国人労働者に対する監視が強化され、旅行代理店やそのような労働者を扱う者は、モルディブのイスラム的価値観と法律を尊重し、遵守することを周知徹底するよう勧告された。

過激なイスラム教は当局の懸念するところだ。これまでのところ、キリスト教徒が過激派の特別な標的になってはいないが、これは標的とされていないというよりも、彼らが目立たないようにしているためである。モルディブのキリスト教徒で最も迫害を受けるのは、外国人観光客向けの島々以外の地域に住む信者だ。

2023年9月、モルディブでは大統領選挙が行われ、首都マーレの市長だったモハメド・ムイズが大統領に選ばれた。近年、大統領候補には宗教問題に関して穏健さが求められてきたが、ムイズは保守的なイスラム団体からの支持を積極的に求めた。モルディブ社会にイスラムがいかに浸透しているのかを考えると、今度の大統領任期でキリスト教徒への扱いが劇的に軟化するとは考え難い。

モルディブにいる私たちの霊の家族が、自分たちの母国語で聖書を読むことができるように祈ろう。ムイズ大統領の任期が、キリスト信者を含む宗教的少数派に対する軟化を示すものとなるように祈ろう。

3月11日からラマダンが始まっている。90年代からラマダン月にムスリムのために集中的に祈る運動が活発化している。この祈りは確かに聞かれ、近年イスラム世界にかつてないような激変を起こしつつある。ラマダン月のこの日、モルディブのイスラム教徒のために特に祈っていただきたい。

■ モルディブの宗教人口
イスラム 99・04%
プロテスタント 0・08%
カトリック 0・09%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:イスラム教
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(3月15日):国境を超えて聴覚障がい者の中で広がる福音

  • ワールドミッションレポート(3月14日):ベナンのバザンチ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月13日):コートジボワールのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月12日):ベルギー カフェ店のバリスタは心の美容師

  • ワールドミッションレポート(3月11日):スーダンのバヤドゴ族のために祈ろう

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(11)抗黙示思想と今この時のトーブ 臼田宣弘

  • シリア語の世界(32)シリア語聖書の人名・地名小辞典 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.