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榮義之牧師「希望の声」(34)・・・不眠症克服

2009年2月19日11時26分
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榮義之牧師+
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私は身を横たえて、眠る。私はまた目をさます。主がささえてくださるから。(詩篇3:5)

 

夜ぐっすり眠れるのは、たいへんうれしいことです。健やかな眠りは、さわやかな目覚めをもたらします。眠りは、悩みある人間に神様がくださった、すばらしいプレゼントです。

 

この詩篇3篇は、ダビデがわが子アブシャロムから逃れた時の賛歌です。ダビデは、羊飼いの少年から身を起こして、イスラエルの偉大な王となり、紀元前一〇〇〇年ごろからのイスラエル黄金時代を築いた偉大な王様です。ところが、彼の王国が栄えつづけていた時、こともあろうに、王の最愛の息子アブシャロムが反逆したのです。アブシャロムは父ダビデ王を殺害して、自分が王位に就こうとしました。

 

ダビデはアブシャロムから逃れて、ユダヤの荒野をさまよいました。この詩を作ったのは、その時でした。悲劇の真っただ中、死の恐れの中でも、彼は安らかな心で眠ることができたのです。それは彼が人一倍神経が太い人だったからでしょうか? いいえ、彼も人の子、息子の反逆にその心は痛み、涙していたのです。最愛の息子の裏切りに、胸が破れるほど悲しんでいたのです。しかし、そのような中にあっても、ダビデには信頼できる神がいました。

 

彼は、自分が安らかでいられるのは、主が支えてくださるからだと、力強く歌っています。支えてくれる人がそばにいること、それは大きな力であり、また助けです。

 

私が中学三年の夏のことです。数人の友人といっしょに、ある教師に引率されて、キャンプに行きました。目的地に着いた時は、もう夕方でした。ちょうど満ち潮で、海岸が洗われていました。その海岸を横切った先のキャンプ地に向かって、私たちが渡りはじめたその時です。大波が押し寄せ、私の体は、あっと言う間に波にさらわれかけ、半分浮き上がりました。しかし、そばにいた教師がさっと手を伸ばし、私の腕をつかんで引き寄せてくれました。まさに九死に一生を得たのです。この時ほど、教師が頼もしく思えたことはありませんでした。

 

私たちの人生には、愛する息子に裏切られるような悲痛の時もあります。また、何もかもうまくいかない八方ふさがりの日々もあるし、体が病気にさいなまれるようなことも少なくありません。そして、夜も眠れないような悩みのある日もあることでしょう。しかし、たとえどのような波が押し寄せる日にも、揺るがない人生を生きることができるのです。

 

それは、私たちの人生を支えてくださる神をもつことです。

 

主よ。なんと私の敵がふえてきたことでしょう。私に立ち向かう者が多くいます。多くの者が私のたましいのことを言っています。「彼に神の救いはない。」と。しかし、主よ。あなたは私の回りを囲む盾、私の栄光、そして私のかしらを高く上げてくださる方です。(詩篇3:1−3)

 

私たちの神様は全能の神、何でもできる神様です。あなたがもうだめだと思う時、眠ることすらできないような悲しみのただ中にある時、神は「回りを囲む盾」となってくださいます。神は安らかな眠りをくださるのです。そしてあなたは、神こそがあなたの人生を支えてくださることを知って、心安らかな日々を生きるのです。

 

また、ダビデは「私は声をあげて、主に呼ばわる。すると、聖なる山から私に答えてくださる」(詩篇3:4)と歌いました。神様は守ってくださるだけでなく、声をあげて呼ばわる時、答えてくださる方です。あなたもこの答えてくださる神様に何でも告げることができるのです。

 

「神様、眠れません。眠りをお与えください。アーメン」。
「神様、苦しいのです。この苦しみを取り去ってください」。
「神様、寂しいのです。この寂しさから救ってください」。

 

八木重吉は歌いました。

 

さて
赤んぼは
なぜに あん あん あん あん なくんだろうか

 

ほんとに
うるせいよ
あん あん あん あん
あん あん あん あん
うるさか ないよ
うるさか ないよ
よんでるんだよ
かみさまをよんでるんだよ
みんなもよびな
あんなに しつっこくよびな

 

私たちの人生のすべてを神様に告げることができるとは、何と幸せなことでしょう!

 

あなたが今日、もし不眠症で困っておられるのなら、ぐっすり眠ることができる秘訣をお分かちしたいと思います。

 

あなたは私の心に喜びをくださいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。(詩篇4:7、8)

 

この詩篇を声に出してお読みになり、信じて床にお入りください。

 

(C)マルコーシュ・パブリケーション



 

◇

 



榮義之(さかえ・よしゆき)



1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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