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タリバン、携帯電話に聖書アプリないか検査 キリスト教徒の殺害予定者リストも

2021年8月27日11時51分
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関連タグ:タリバンアフガニスタン
アフガニスタン・タリバン+
アフガニスタンの首都カブール市内を武器を持って移動するタリバン=2021年8月17日(写真:ボイス・オブ・アメリカ)

米軍がアフガニスタンからの撤退作業を進め、タリバンが実権を握り実行支配を強める中、同国の地下教会の指導者らは、宗教的少数派への影響を警告している。

アフガニスタンの地下教会の指導者であり、宣教団体「グローバル・カタリティック・ミニストリーズ」の創設者であるX牧師(仮名)は17日、声明(英語)を発表し、同国の状況を「生の現場レポート」として伝えている。声明は、未伝地伝道を行う宣教団体「フロンティア・アライアンス・インターナショナル」(FAI)によって公開され、現在の状況について次のようにつづっている。

「タリバンは、既知のキリスト教徒を追跡して殺害するための殺害予定者リストを所有しています。米国大使館は閉館し、信者が避難できる安全な場所はもはやありません。近隣諸国との国境はすべて閉鎖され、行き来する飛行機も自家用機を除いてすべてストップしています。人々は避難できる場所を求めて山に逃げ込んでいます。彼らは、自分たちを守ることができ、また守ってくれる唯一の存在である神に全面的に頼っています。

タリバンは一軒一軒回って、女性や子どもを連れていっています。人々は、12歳以上の少女がいる場合、タリバンが連れていけるように、家に『X』の印をつけなければなりません。もし、少女を発見し、家に印がなかった場合は家族全員を処刑するのです。25歳以上の既婚女性が見つかった場合、タリバンは直ちに夫を殺し、女性に好きなことをした後、性奴隷として売り飛ばします。

夫や父親は妻や娘に銃を持たせ、タリバンが来たら彼らを殺すか、自分を殺すか、それは彼女たちの選択だと言っています」

アラビア語のキリスト教衛星放送局「SAT-7」のレックス・ロジャース会長も17日、声明を発表し、アフガニスタンのキリスト教徒が直面している危険性について詳しく述べた。

「信頼できる情報筋からの話では、タリバンは人々の携帯電話を要求し、端末にダウンロードした聖書アプリを見つけたら、すぐに殺すと聞いています。今、アフガニスタンの人々にとって、携帯電話にキリスト教関連の情報を入れることは非常に危険なことです。タリバンは至る所にスパイや情報提供者を置いています」

SAT-7は19日、アフガニスタンのための緊急祈祷の呼び掛け(英語)の中で、同国のキリスト教徒が「本当の危険にさらされている」とし、匿名の視聴者らから寄せられた情報を伝えた。

ある視聴者は、「悲しいことに、この2~3日の間に、私と家族は死の脅迫を受けました」と言い、「この緊急事態に、私はこの国から脱出する以外に方法がありません」と語った。

約1年前にキリストに出会った別の視聴者は、「恐ろしい」状況にあるとし、「娘の命と私の命の両方が危険にさらされています。私の娘は8歳です。彼女には私以外に誰もいません。あなたがたに連絡するための電話を探すのはとても大変でした」と語った。

伝道者で、ポッドキャスト「ザ・アンダーグラウンド」の司会者であるジョエル・リチャードソン氏は、「郊外の村でタリバンがやっていることは、特に家族がキリスト教徒、つまり異教徒であることが分かっている場合、10代以下の女性を連れて行き、タリバンの戦闘員に賞品として渡すというものです」と話す。リチャードソン氏によると、タリバンの再興によって危険にさらされているのは、キリスト教徒だけではないという。

タリバンは、この20年間に米国に何らかの忠誠を示したアフガニスタン人にも狙いを定めている。「通訳者として米軍で働いていた何万人ものアフガニスタン人、政府の一員であった人、その多くが標的にされ、処刑されています」と語った。

アフガニスタンでタリバンが勢力を伸ばす中、キリスト教団体の指導者や牧師らが、米国や国際社会全体に同国のキリスト教徒のために祈るよう呼び掛けている。信仰を基盤とした第三国定住機関の関係者は米国政府に対し、アフガニスタンのキリスト教徒数万人と「米国と関係のあるアフガニスタン人」を難民として受け入れるよう求めている。

キリスト教団体の指導者らは、タリバンがアフガニスタンを支配することで、キリスト教徒や他の宗教的少数派、また女性がより強い迫害を受けることになるという点で同意している。しかしその一方で、米軍が駐留したこの20年間に、同国でどの程度の発展があったかについては意見が分かれている。

X牧師は「20年間の努力と国の発展がたった一日で崩れ去りました」と嘆くが、世界福音同盟(WEA)のトーマス・シルマッハー総主事は、「タリバンがアフガニスタンを支配する前は、すべてがうまくいっていたかのように装ってはいけません」と強調した。シルマッハー氏は、「2004年制定の憲法では、アフガニスタンはイスラム教を国教とするイスラム共和国であるとされています」と言い、これまでも宗教的少数派が国内で平等な権利を完全に得られていなかったと指摘している(関連記事:タリバンがアフガン掌握、WEA「深い懸念」 WCC「再び恐怖と不安に」)。

アフガニスタンでタリバンの支配が進む中、グローバル・カタリティック・ミニストリーズは、国内のキリスト教徒のために、食料や水、シェルター、その他の基本的な必要に加えて、「安全な場所に移動するための緊急資金と物資」を提供することを目的とした「軍資金」の募集を開始した。これは、米国が国際テロ組織「アルカイダ」への報復として、アフガニスタンに軍事介入するきっかけとなった米同時多発テロ事件から満20年を迎える9月11日までに、1500組の家族のために50万ドル(約5500万円)を集めることを目標としている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:タリバンアフガニスタン
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