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愛のムチ 岡田昌弘

2021年2月7日18時09分 コラムニスト : 岡田昌弘
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関連タグ:岡田昌弘ヘブライ人への手紙

そして、あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています。「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。さらにまた、私たちには肉の父がいて、私たちを懲らしめたのですが、しかも私たちは彼らを敬ったのであれば、なおさらのこと、私たちはすべての霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか。なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。(ヘブル12:5〜11)

親がしつけをするときの力加減は、① 口で言い、② お尻をたたき、③ ムチでたたく、といわれます。しつけをされなかった子が大人になると、わがままで言うことを聞かない頑固な大人になるといわれています。

聖書では、信仰者に対する神キリストからの取り扱いがあると言われていて、取り扱いの少ないクリスチャンは、肉的で世的で聖書の教えを守らない傾向にあり、対人関係では律法的で批判的になる傾向があります。

1. 愛のムチ

そして、あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています。「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」(ヘブル12:5、6)

「この勧めを忘れています」とあるように、この箴言3:11、12の教えはイスラエルでことわざのように語られていたようです。主キリストは、愛するキリスト者たちに対し、親が子を養育するときのムチのように懲らしめ責めるので、私たちは嫌がらないように、弱り果てないようにする信仰が必要です。

神キリストは神の子たちの不信仰を懲らしめるため、愛のムチを加えます。

2. 愛と懲らしめ

訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。(ヘブル12:7、8)

懲らしめとしてのムチは、天の父があなたを神の子として愛して訓練しているという意味なので、忍耐です。もし、あなたが御父から懲らしめを受けていないとすれば、神の子でなく愛されていない私生児という意味です。あなたが示された御言葉に従わないで懲らしめられているなら、御父の愛による信仰の訓練です。

「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません」(1ヨハネヨハネ5:3)。あなたを神の子として扱い、神の命令を守る訓練として、御父は愛する者を懲らしめるのです。神の命令と訓練は、世の重荷とは違い負いやすく軽いので、重荷とはなりません。

3. 霊の父の懲らしめ

さらにまた、私たちには肉の父がいて、私たちを懲らしめたのですが、しかも私たちは彼らを敬ったのであれば、なおさらのこと、私たちはすべての霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか。なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。(ヘブル12:9〜11)

私たちの肉の父は、自分が良いと思うまま懲らしめましたが、私たちは敬いました。ならばなおさら、私たちの益のため、信仰訓練をする霊の父たちに服従して生きるべき、という教えです。

霊の父の懲らしめは、あなたの益のため、あなたを聖別して、自分の聖さに近づかせようとしているのです。すべての懲らしめは喜ばしくなくて悲しく思われますが、この信仰訓練によって信仰の義の実を結ばせます。これこそが永遠に残る財産で神の子としての人格です。

御父は信仰の義の実を見てその木を評価し、実が無ければ切り倒すと聖書にありますが、実を結んでいればその実を刈り取り、天の倉に納めるとあります。霊の父の懲らしめは、この義の実を結ばせるための愛のムチだと言っています。

まとめ

  • 初めから持っていた良い人格や良い性格や良い業績や良い行いは、神の子としては何も持っていないと見なされ、信仰による義の実だけが神の子の全所有物だということです。
  • ならばなおさら、御父の懲らしめである愛のムチを信仰の訓練として受け入れましょう。
  • さらに、霊の父たちからの懲らしめも、私たちの益のためで、彼と同じように聖別されて義の実を結ばせます。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:岡田昌弘ヘブライ人への手紙
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