脱北者支援の牧師殺害の背後に孤児「臓器密売」組織?

2016年8月15日23時57分 印刷
関連タグ:北朝鮮

【CJC】在京の北朝鮮観測サイト「デイリー・NK」が報じるところでは、中国吉林省の長白朝鮮族自治県で、脱北者の支援を行ってきた韓忠烈(ハン・チュンニョル)牧師が4月30日に殺害されてから数々の疑惑が伝えられる中、北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)の仕業との見方が支配的だが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は可能性の1つとして、違法な臓器密売組織の秘密を探ろうとしたためではないかと見ている。

長白教会から川を挟んですぐの北朝鮮領内には、愛育園と恵山中等学院がある。いずれもコチェビ(浮浪児)や孤児を収容する施設だが、厳しい監視と教師による暴力が日常化している。生徒たちは、冬は寒さを凌ぐために施設にいるが、暖かくなれば施設から出て、川を越え韓牧師のもとに来て、横行している虐待行為について話し、生徒3~4人が教師によってワンボックスカーに乗せられ、どこかへ連れていかれたきり、行方が分からなくなっていると伝えた。

韓牧師は、恵山中等学院、両江道(リャンガンド)の保衛部がグルになって、中国の臓器密売組織に生徒たちを売り飛ばしているのではないかと疑い、教会の屋上から望遠鏡で監視するようになった。それで殺されたのではないかという説がある。

一方、韓国のキリスト教放送(CBS)は、対北朝鮮情報筋を引用し、北朝鮮国内での地下教会の設立計画が事前に保衛部に漏れたことで、韓牧師は殺害されたのではないかと伝えている。長白教会は、地下教会を設立するために米国の某団体から資金援助を受けていたという。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。
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