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連載『み神を慕いて』(4) 仲嶋正一

2004年1月17日02時01分
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聖霊の満たしの体験は幾たびか神の訪れによって与えられます。今日お証しするのは、その様な満たしの体験をある日、そして次の日、また次の日と、三日も続けて神様が体験させて下さったという事です。−−聖会の二日目の朝早く、私は天城山荘の中に、一人で、浄めを求めて祈る場所を探していました。この山荘に来た目的は二つありました。一つは浄められる事、徹底的に浄められる事、そうしてもう一つ、それは、あの熱い神様の召命、献身の思いを今一度戴きたいという事です。

朝早く起きて、昨年、教会の兄姉と来て歩いた事のある天城山荘の裏道を、一人で歩いて下って行きました。−−その下り坂の途中にあった岩に腰掛けて暫く祈りました。でも其処は途中のため傾いていて安定しないので、立ち上がって更に下へと降りて行きました。平らな所に木が横に置いてあったので、それに腰掛けて祈りましたが、今度は余り低すぎて、周囲から余りにも見下ろされる環境なので、落ち着かないのです。其処で、再び坂を上って、前の傾いた岩に戻って座って、この度は長く祈りました。でもなお、心半ばで満たされませんでした。「やはり駄目でしようか? 神様!」痛烈なそんな思いで、重い腰を上げて、もとの坂道を上って行きました。(この時ある人と出会いました)そして山荘を後ろに回って、玄関前の明るい綺麗な芝生の上のベンチに腰掛けました(其処は、昨年祈った事のある場所でした)。

ところが、ベンチに腰掛けたその瞬間でした。イエス様が来られたのです! 突如として、驚くばかり、止めどなく魂の奥底から迸り出る生命を止められず、涙が溢れ溢れて、私は心の底から嗚咽していたのです。

翌日早朝に、塚原兄と語りながら、同じ道を行ってみました。その同じベンチはすでに他の人が掛けていたので、その向かいの大きな岩の上に腰掛けて、短時間二人で、祈りについて話し合い、二人で祈りましたが、其処で私は、再び主の篤い御臨在に触れられて、泣いていたのです。

朝早く起きたからでしょうか。その夜の聖会で、私は疲れて眠く、講師の松見先生のお話について行けず、ただ眠さと烈しく戦っていました。足を自分で幾度も踏んづけ、手をつねったりして、とてもメッセージを聴く所ではなく、早く終わって失礼の無いようにと願っていました。ところが然し、メッセージが終わって先生が、「あなたは、一千万の人の救霊のために献身しますか?」と招かれ、更に二度目に招かれた時、私は殆ど本箔Iに、ふらふらしながら、やおら立ち上がって前に出て行ったのです。もはや私自身の意思ではないように。

こうして、気が付いてみたら、私の二つの切なる願い(浄めと召命)はすべて神様が満たして下さったのでした(イエス様が来られると、全く罪は消える事を、此の時知りました)。

山荘から家に帰って翌日(8月30日)、ポストに一通の手紙が入っていたので、それを取って近くの娘の家に行く自動車を運転しながら、止まって片手で開き、斜めに読んだだけなのに、再び私は、不思議な恵みに圧倒されて、こみ上げる幸せに圧倒されました。不思議に珍しいお手紙でした。-----------------------

此処で書いておかなければいけない大切な事が有ります。天城山荘での事、早朝祈っても神の解答を与えられず、諦めかけて山荘の坂を上って来た時、ふとすれ違った人の背に、深い祈りを感じました。通過して行ったその方の後ろ姿を見た時、何と昨年天に召された(私に洗礼を下さった)人、松本牧師にそっくりではありませんか。

山荘から帰って私は、21日目にして、これまで放っておいた、青春時代の青年会「灯会」の再開に向けて動き始めました。松本牧師を中心として、私の若い頃に与えられた青年会「灯会」の交わりが、私を含めてすべての会員の、若き時代に心を残した、大切な思い出である事を私は知っています。然し、六年前までの私自身の様に、かつては受洗し、一生涯忘れられない様な交わりを与えられたと思いながらも、教会から離れてしまった人達が何人もいます。それらの人達はすべて、今 70歳に近くなっています。その事を気遣っておられたのでしょう、松本牧師が、「仲嶋君、灯会を開こうよ、一年に一度は」「仲嶋君、灯会を開こうよ、年に一度ではなく、半年に一度でも良いよ」そう繰り返して呼びかけをされたのに、私は定年前の忙しさで、もう一寸、もう一寸待って、と思っているうちに、松本牧師は昨年五月天に召されてしまった。

天城山荘から帰り、往年の青年会「灯会」のリーダー(私の先輩方)にお電話しました。そして、開催のための準備会を新宿の喫茶店で開く事が出来たのは10月3日の事でした。集まって下さった六人の方は、皆かつて洗礼を受けた方ばかりなのに、今、信仰を保っているのは私の他に二人でした。話が、いざこの「青年会」を再開したい課題に入ると、すぐに意見が分かれました。

かつて「青年会」で私を導いて下さった私が最も尊敬する先輩から、「キリスト教を前面に出すと、人が集まらなくなるかも知れない」と心配され、また他の方は「会場は教会でない方が良いと思います」、悲しい事に更に「主の交わり、あれは青春時代の夢だったのか」とそうも言われます。かつてとは異なり、やはり36年の主に交わらざる歳月が長すぎたのでしょうか。大坪姉と次に訪ねた往時副牧師である笠利先生の家、チャペルのある幼稚園でのお話し合いの結果、二部はビールの出る親睦会だが、一部は礼拝と決まり、大変幸せな事に、礼拝の司会進行の役を与えられました。

1995年11月25日、待ちに待った灯会でした。松本牧師が心に残された意志によって、主のために、今働く、「ああ今、私は神様に用いられる! 主よ、導き賜え」。

「それでは時間になりましたので灯会を開きます。−−私達は若い時、海に山にイエス・キリストとともに、修養会に行きました。思い出します。あの時、行く所、何処においても、キリストを中心にして、ひたむきに心合わせて賛美をした事を。だから今、あれから45年経ってこの青年会『灯会』を開く時、神様への賛美と祈りが無ければ、今も私達に、あの神様から注がれる祝福がやって来ないと思うのです。−−言わせて戴けるならば、私達は皆様に導かれて、あの時こう理解しました。神が示される深い愛にも拘わらず、私達は、罪にまみれ世の思いで一杯です。このままで私達は、救われる筈はないけれど、イエス・キリストが来てじゅう字架につかれた、それは、私達が罪を犯したからです。そして、主がそのままで良いから来なさいと言われますから、私達はみもとに参ります。35年もの長い間、つい先頃まで私は教会から離れていました。あの時皆様と抱いた気持ち、神様との事、然し今の姿。それは何時か解決しなければならないが、でも然し、どうして今更、私は帰る事が出来るでしようか。父は死んで何処かに行き、妻はガンとなり、私は絶望し、遂に生きるか死ぬかの最後の時に、私達の共通の師、この青年会『灯会』のリーダー松本牧師を通して、懐かしい神様から、一通の手紙が入って来ました、『オイコドメオー(教会を建てよう)』と」

お証しを終え、笠利牧師のメッセージがあり、その後、往年の青年会「灯会」は、声を合わせて賛美しました、−−『主にありてぞ、われは生くる、われ主に、主われに、ありてやすし』(賛美歌三六一番)−−と。

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