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「一致こそ、神からの最初にして最大の贈り物」共同声明を発表、GCF閉幕

2007年11月13日15時24分
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 世界72ヶ国から様々な背景を持つキリスト教指導者ら約240人がケニアのリムルに集い、「新しく開かれた場所」として、前例のないエキュメニカルなレベルで行われた国際会議「全世界キリスト者フォーラム(Global Christian Forum=GCF)」が9日、共同声明を発表して閉幕した。「調停者、イエス・キリストと我々の道のり(Our Journey with Jesus Christ, the Reconciliatory)」という主題の下、相互理解の促進、また今後のより強い協力関係構築に向けて話し合った。



 フォーラムは6日から4日間にわたって行われ、世界教会協議会(WCC)総幹事のサムエル・コビア氏、世界福音同盟(WEA)国際ディレクターのジェフ・トゥニクリフ氏、ペンテコスタル世界会議(PWC)議長のジェームズ・レゲット氏、世界改革教会連盟(WRCA)議長のクリフトン・カークパトリック氏、世界バプテスト連盟(BWA)総幹事のネヴィル・カラム氏など、各キリスト教団体の代表らが多数参加した。参加者の約半数は福音派、ペンテコステ派が占めた。



 9日に発表された共同声明では、「一致こそ、神から聖霊の働きを通して与えられた最初にして最大の贈り物であることを認め、キリスト者同士のより良い理解と協力を推し進め、またそれぞれのアイデンティティ、伝統、賜物を尊重し、支持し合うことが我々の使命である」と、様々な背景、伝統を持った各キリスト教共同体間の相互理解と一致に焦点が置かれた。



 トゥニクリフWEA国際ディレクターは、WEAのフォーラムへの参加が、福音派に対しても、また各教派、各伝統間で協力していく様々な働きに対しても「証し」となるとし、「このフォーラムはより良い理解を生み出す機会であり、固定観念を振り払い、信教の自由をより促進するものであったし、またこれからもそうあり続けるであろう」と語った。



 レゲットPWC議長は、福音派、ペンテコステ派双方を含んだ話し合いの場が拡大したことを歓迎し、「素晴らしいことは、このフォーラムが全ての(キリストの)家族をカバーしたこと」と述べ、「教派の境界を越えての指導者らによる対話は、共通点とまた相違点の発見をもたらした。我々はこれらの違いを学び、また時にはその違いを正しく理解できるまでになった」と語った。



 コビアWCC総幹事は、福音派、ペンテコステ派、両指導者のフォーラム参加を歓迎し、彼らの参加が現存する「偏見」に打ち勝つための助けとなったと語った。コビア総幹事は過去に、福音主義者らは「社会的福音」と呼ばれるもの、またはWCCが掲げるような、社会に変化をもたらすという内容の公約に対して警戒してきたと述べていたが、近年は福音派、ペンテコステ派が、気候変動など社会問題に関する働きを次第に行うようになってきたと指摘している。フォーラムでは取材陣に対して、「福音派、ペンテコステ派にとって、社会的な諸問題に対する彼らの立場を明確にする時だ」と語った。



 一方、カンタベリー大主教の代理としてフォーラムに参加したデイビット・ホーキンス主教は、福音派とペンテコステ派の参加を「これまでにない」として歓迎。フォーラムの運営に携わった同フォーラム継続委員会のヒューバート・ヴァン・ビーク委員長は、福音派とペンテコステ派の広く可能性のある参加が、フォーラム開催にとって「絶対必要」であったと両派からの参加の重要性を語った。



 アフリカ福音同盟のジュディー・ムブグア氏は、「このフォーラムは、各キリスト者が互いの話を聞き合うことができる機会をつくった」と評価。共同声明の起草に携わったカナダ福音同盟のブルース・クレメンガー氏は、「GCFは、世界の各地域、各国で行われる他のフォーラムを育て、励ます一つのモデルになるであろう」と述べた。



 フォーラムを評価する声が多数上がる一方、今後の多難を指摘する声もあげられた。CJC通信によれば、今回のフォーラムで「改宗」を薦めるような動きがあり、他教派から非難を受ける場面もあった。また、WRCA総幹事のセトリ・ニョミ氏は、フォーラム後に地域レベルでの対話を継続することの必要性を強調した。



 GCFは、90年代に「エキュメニカル運動はWCCの枠に収まる運動ではない」との認識により、当時のWCC総幹事であったコンラード・ライザー氏によって提案された。これまで、アジア、アフリカ、欧州、ラテンアメリカで地域協議を開いてきた。WCCは開催に向け、様々な協力を行ってきたが、フォーラムには他の団体と同じく一キリスト教団体として参加した。また、新しく体制を組織することを目的とするものではないとして、今回は「メンバーシップ(入会)制」ではなく「パーティシペーション(参加)制」が採用された。



 フォーラムには、アフリカ独立教会、聖公会、バプテスト派、ローマ・カトリック、ディサイプル派、フレンズ派、ホーリネス派、ルター派、メノナイト派、メソジスト派、モラビアン派、古カトリック派、東方正教会、ペンテコステ派、改革派、救世軍、セブンスデー・アドベンチスト派、合同教会などの多数の教派の他、YMCAやYWCA、聖書協会世界連盟、ワールドビジョン・インターナショナル、クリスチャンエイド、ローザンヌ委員会、国際福音主義学生連盟などの多数のキリスト教諸団体が参加した。

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