Skip to main content
2025年10月27日23時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

銅版画家・高橋文子さん個展「憐みの器」 銀座で開催中

2015年3月17日14時47分
  • ツイート
印刷
関連タグ:高橋文子
銅版画家・高橋文子さん個展「憐みの器」 銀座で開催中+
5年ぶりの個展「憐みの器」を開催中の版画家・高橋文子さん=16日、O(オー)ギャラリー(東京・銀座)で

版画家・高橋文子さんの個展「憐みの器」が16日、東京・銀座のO(オー)ギャラリーで初日を迎えた。高橋さんは数年に一度のペースで個展を開いているが、今回は5年ぶり。銅版画の作品、和紙などを使ったオブジェ全20点が展示されている。

木版画とは素材、刷り方が全く異なる銅版画。彫刻刀で掘ったところが白くなる木版画に対し、銅版画は掘ったところにインクが入る。また、掘って傷をつけた銅板を、腐食液に浸し、腐食させて表現するという独特な技法を持つ。液に浸す時間である程度の腐食具合はコントロールできるが、気温などによって出来上がりが予想できないという楽しさがある。

銅版画が持つ魅力を、「繊細で、時間が経過して風化したような、何かが蓄積したような味がある」と高橋さんは話す。やり直しがきき、掘り直して表情を変えることができる。それでいて、過去の痕跡がかすかに残ることが、自身の表現方法に合っているのだという。

高橋さんにとって、作品を作ることは神への応答そのもの。神とのコミュニケーション過程が制作過程そのものなのだ。美術大学生時代にクリスチャンになった高橋さんは、作品テーマを模索し、人物を描くなどしていた。しかしある時から、自分にリアリティのあるうそのないものを作りたい、と思うようになり、自分自身が神からどんなメッセージを受け取ったかを形にしていこう、と方向性が定まった。

銅版画家・高橋文子さん個展「憐みの器」 銀座で開催中
作品を見る人々。銅版画の作品や和紙などを使ったオブジェ全20点が展示されている。

その方向性は今でも変わらないが、その時その時、神から語られるメッセージは違う。今回の個展で展示されている作品には、「人を表す土の器」のイメージが多く取り入れられている。ちょうど4年前の震災の時から作り始めた作品が、今回の個展の出発点になっている。アモス書を読んでいた高橋さんは、最後の9章15節から、「木を植える」という再生のみことばを受け取った。また、山登りをしていたあるとき、屋根から木が生えている家を見て、「面白いな」と思ったことがあった。神に見せられ、気づかされたものがつながった、「木」のモチーフも会場の至るところで見ることができる。

臨床美術士としてアートセラピーを教える仕事をしている高橋さんは、美術は趣味ではなく、召命感を持ってやっている、という。「私という管を通してビジュアル化した作品を見た人が、意味は分からなくても、そこに神様の顔が映し出されているのを感じてもらえたら」と話す。

銅版画家・高橋文子さん個展「憐みの器」 銀座で開催中
今回は銅版画だけではなく、和紙などを使ったオブジェ全20点が展示されている。

高橋さんにとって、個展は一つの区切りとなる。作品を並べることで振り返ることができ、作品を見た人との会話の中で気づかされることが多くある。新しいスタートを切る場所だ。仕事の傍ら、オブジェは家で、版画は工房で休日に制作しているという高橋さん。作り続けるということが一つの課題となっている。「ここにこれただけで、ものすごい恵み。到達点がどこにあるのかは分からないし、どういうものを作らされるか今はまだ分からない。与えられた賜物を用いて証しできるように、次に向かっていきたい」と期待を語ってくれた。

「高橋文子展―憐みの器―」は、Oギャラリー(東京都中央区銀座1−4−9第一田村ビル3F)で、22日(日)まで開催。正午〜午後8時。日曜日は、午前11時〜午後4時。問い合わせは、Oギャラリー(電話:03・3567・7772)まで。

関連タグ:高橋文子
  • ツイート

関連記事

  • 「平和をつくるものでありたい」 クリスチャンアートの社会性学ぶB&Aセミナー開催

  • イラクの子どもたちが描いた絵など展示 日比谷で「いのちの花展」 “悲劇を悲劇で終わらせない”

  • 神の福音を感じる油彩画 銀座渋谷画廊で「森岡憲治展」

  • 「平和を想う」テーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示 B&A美術展2014

  • パリで32年、風景表現の限界に挑む 画家・渡部正廣さん(1)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.