教皇、スリランカ・フィリピン司牧訪問へ

2015年1月13日13時37分 印刷

【CJC=東京】教皇フランシスコが12日、スリランカ、フィリピン両国の司牧訪問に出発する。昨年8月の韓国訪問に続き、2回目のアジア訪問。

歴代教皇のスリランカ訪問は1970年のパウロ6世、95年のヨハネ・パウロ2世に続き3回目。フィリピンは95年のヨハネ・パウロ2世以来、4回目。前任の教皇ベネディクト16世は約8年間の在位中にアジアを訪問しなかった。バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所は、教皇フランシスコの両国訪問には「現代世界の重要地域であるアジアで教皇の存在感を高める」意味合いがある、という。

8日の大統領選でシリセナ元保健相が現職だったラジャパクサ大統領を破り、政権が交代したばかりのスリランカには15日まで滞在、同日夕方、フィリピンに移動、19日にバチカンに帰着する。

教皇のスリランカ訪問に、コロンボ大司教のマルコム・ランジス枢機卿(67)との個人的な友好関係を見る向きもある。スリランカでは仏教徒が人口の67%を占め、カトリック教徒は少数派。教皇は、ヒンズー教徒中心の少数派民族タミル人が暮らし、内戦の激戦地だった北部マドゥーを訪問。四半世紀にも及んだ内戦の教訓を踏まえ、仏教徒中心の多数派シンハラ人とタミル人の和解を働きかけることになる考えられる。

17日には、2013年11月に6300人以上の犠牲者を出した大型台風の被災地タクロバンを訪問する予定。

教皇訪問が秒読み段階に入ったフィリピンでは、政府や国軍、教会団体などの準備も大詰めを迎えている。国軍は11日午前0時から厳戒態勢に入った。首都圏開発局(MMDA)は12日、教皇の到着時刻に合わせて警備の予行演習を実施する。

フィリピンのカトリック司教協議会(CBCP)は全国の教会に、教皇が到着する15日午後5時45分に一斉に鐘を鳴らすよう促した。CBCPは教皇訪比に伴い開設したウェブサイトで、ダンスの振り付けを動画で紹介するなどの準備を進めている。フィリピン郵便は8日、ローマ教皇フランシスコのフィリピン訪問を記念する限定版の切手を公表した。記念切手は4種類で、12万枚を各10ペソ(約26円)で販売する。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

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<出典> 日本:厚労省、世界:WHOJohn Hopkins CSSE

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