2014年ペンテコステ—聖霊ご自身と聖書—(その1)

2014年6月10日17時16分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
+宮村武夫牧師

2014年のペンテコステ。2013でも2015年でもなく、3月に引っ越して来た、江戸川区小岩で迎える、まさに2014年ペンテコステです。

1955年3月22日、高校生の私は、母の言葉に従い、小岩公会堂に弟を迎えに行ったところ、なんと集会は小岩アッセンブリー教会(現小岩栄光キリスト教会)の伝道集会。私の生涯の方向を決定する機会となりました。

集会後、教会員で同じ高校生の秋本幸二少年(現宇都宮栄光キリスト教会牧師)が一冊の文語訳新約聖書を手渡してくれました。数十年も経って、あの聖書は、お姉さんが郷里を離れる秋本少年にプレゼントした大切な一冊であったと知りました。

家に帰り、マタイの福音書の初めから読み始めました。一章、一章と読み進めて、9章22節、「イエスふりかへり、女を見て言ひたまふ『娘よ、心安かれ、汝の信仰なんじを救へり』女この時より救はれたり」を目にした時、主イエスのことばとして読むだけでなく、声として聴いたのです。

小岩教会では、聖書は神のことばと強調、聖霊ご自身について繰り返し教えられました。

その年5月のゴールデンウイークに駒込で開かれた聖会へ参加。大きなリュックを背負い、高校に通うためいつも下車していた山手線の田端駅を過ぎ、駒込駅で降り会場へ向かったのです。聖会では聖霊ご自身について、弓山先生をはじめ幾人かの講師が熱心に説教されました。

その後年を重ねる歩みの中で、当時属していた日本福音キリスト教会連合の神学委員会が編んだ『対話のための聖霊論集』に、「聖霊論の展開」(宮村武夫著作I『愛の業としての説教』77〜135頁)を書く機会がありました。

聖霊ご自身・聖書・教会の相互関係、聖霊ご自身・喜び・教会の相互関係の意を注ぐ必要を確認した後、聖書に見る聖霊ご自身についての記述・教えを学び、また教会の歴史を貫く聖霊ご自身の受容をたどり、さらに聖霊ご自身の展開の方向を探り、三点を明記しました。

(1)聖霊論と三位一体論との生きた関係
(2)実際の生活・生涯の中で
(3)聖霊論と終末論

2014年ペンテコステ、小岩の地で感謝を深めるのです。

キリスト信仰の初めから、聖霊(ご自身)信仰と聖書信仰を繰り返し強調して教えられた恵みを。たどたどしい歩みではありました。しかしそれでもなお、今この時点で、徹底した聖霊(ご自身)信仰と徹底した聖書信仰と自覚し、なお提唱。心から感謝します。

「もし我ら御霊に由りて生きなば、御霊に由りて歩むべし」(ガラテヤ5:25)。

(文・宮村武夫)

■ 2014年ペンテコステ—聖霊ご自身と聖書:(1)(2)

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