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仕える者を用いられる聖霊の恵み 万代栄嗣牧師

2012年10月29日11時37分
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万代栄嗣牧師+
 さて、ステパノは恵みと力とに満ち、人々の間で、すばらしい不思議なわざとしるしを行なっていた。…議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた。…群衆はピリポの話を聞き、その行なっていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風の者や足のきかない者は直ったからである。それでその町に大きな喜びが起こった。(使徒の働き6章8節~15節,8章1節~8節)

 世の中には、不快なニュースが飛び交っていますが、同じ時代にあっても、私たちには、罪や悪に染まるのではなく、聖霊の恵みがあることを知りましょう。

 使徒の働きは、文字通り使徒たちの働きを書き残したものですが、有名な人だけでなく、無名の普通の人々の話も記録されています。今日の箇所に出てくるステパノとピリポも地味な奉仕者でしたが、聖霊に満たされて大活躍しています。

1.聖霊は奉仕者である信徒を用いられる

 聖霊の恵みによって用いられるためには、牧師や社会で大活躍している人や、人前で讃美を歌うような人物でなくてもいいのです。その証拠に、ステパノとピリポは、身寄りのない女性の食事のお世話をするために選ばれた人物でした。単なる奉仕者ですが、仕えることのできる人を神は用いられたのです。

 教会での奉仕は、キリストの命と愛を土台にしたものです。世の中のボランティアや役割分担とは根本的に違います。御霊と知恵に満たされて奉仕者として用いられるのです。彼らの働きは拡大し、癒しや奇跡さえ行なうようになりました。聖霊の恵みがあふれる者は、皆、神によって用いられるのです。

2.平凡でも悪条件の中でも用いられる

 彼らは資格や条件が整ったから運良く用いられたのではありません。彼らを妬んだ人々に陥れられ、迫害が起こり、律法学者や民衆は、ついに彼らを殺してしまいます。クリスチャンとして最初に殉教の死を遂げた人物としてステパノが出てきます。

 その後、迫害は激化し、クリスチャンたちはエルサレムに住めなくなって各地へ散らされます。最近の中国での反日デモのように、迫害が瞬く間に広がって暴動のようになったのです。

 人々の無理解やねつ造により、ステパノは殺され、ピリポたちはサマリヤへ逃げますが、その途上でも福音を伝え神の恵みの業を行ないました。

 私たちは、忙しすぎる、子育てで大変、不景気でお金がないなど、条件が整ってないために信仰生活ができないと考えがちです。しかし、難問の渦巻く状況の中でも神の御業は起こされたのです。

 聖霊に満たされた人を通して神の御業は現され、その御業を見て人々が信じる。どのような状況でも神の恵みを束縛するものは何もありません。

3.聖霊ならではの御業の現れ

 「彼(ステパノ)の顔は御使いのように見えた」とあるように、彼らの内側からは、神の力、聖霊の恵みが輝き出ていたのです。人間的な熱心さではなく、聖霊が働いたからこそ人々が驚くような奇跡が現され、「それでその町に大きな喜びが起こった」のです。人間的な力なら、声の届く範囲の人々に影響を与える程度でしょう。しかし、聖霊の力は一つの町を変えるのです。

 あなたも彼らと同じように用いられるのです。キリストの愛が満ちあふれ、聖霊に満たされて、聖霊が働いていることを自分自身で体験しましょう。あなたの祈りを通しても、神のいやしの御業は現されます。

◇

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。


※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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