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世界福音同盟、コーラン焼却を非難

2012年4月30日20時50分
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 世界福音同盟(WEA)は28日、米フロリダ州ゲインズビルの牧師テリー・ジョーンズ氏がイランで牧師が拘束されている件に抗議するためにイスラム教の聖典コーランを焼却した行為を非難する声明を発表した。

 WEA代表のジェフ・タニクリフ博士は「聖典の焼却は間違った、不当な行為です。コーランの焼却はイスラム教徒の方々にとってとりわけ嘆かわしいことであり、聖書的価値観を反映したものでも、私たちキリスト教徒が仕える主イエスの霊に沿った行為でもありません。世界中のイスラム教指導者の方々に対して、今回テリー牧師がイスラム教に敵意を抱いて行った行為は、キリスト教徒を代表する行為ではないことを理解していただきたいと思います。実にテリー牧師はイエス様が『全ての人を愛しなさい』と呼びかけられている御言葉に違反する行為を行いました。このような暴力は私たち全てを傷つける行為です」と述べた。

 テリー氏のコーラン焼却はタニクリフ博士含む世界福音同盟(WEA)代表陣らとの会合の立った1日前に開かれた同氏との個人的な話し合いの後に生じた。

 タニクリフ博士は個人的にテリー氏と会話し、北米キリスト教指導者らの言葉を聞いて倣うように説得を試みていた。会合では、イスラム教国のキリスト教牧師からも彼の行為に関する懸念の声が聞かれた。

 WEAによると、マレーシアクアラルンプールの教会牧師のダニエル・ホー氏、およびWEAグローバル大使のブライアン・スティラー博士、米オーランドノースランド・チャーチ牧師のヨエル・ハンター博士らとともに、会合において、テリー氏がコーラン焼却を行わないように要求したという。WEA指導陣らは、テリー氏と約90分間話し合いの時間を持ったという。

 テリー氏は2010年9月に初めて公式的にコーランを焼却を予告したことで世界の注目を浴びた。2011年4月にはオンライン上でイスラム教の模擬裁判を行い、コーランを複製した書物を焼却した。それから数日間のうちに、22人の国連職員および9人の反体制運動家らがアフガニスタンで殺害され、パキスタンでは2人が殺害された。また教会の襲撃や聖書の焼却等も生じた。
 
 テリー氏は現在イランの刑務所で死刑判決が下されているキリスト教牧師ユセフ・ナダルカニ氏の問題についてもイラン政府に対して解放を呼び掛ける運動をしている。ナダルカニ氏はイランでイスラム教徒を伝道しようとしたことから、冒とく罪が言い渡されていた。ナダルカニ氏は死刑判決が下され、死刑執行を待ちながら生活する状態にあり、米国政府、カナダ政府その他各国政府が状態を深刻に見守っている。

 しかしながら、テリー氏はWEA会員たちとの会合において、イランナダルカニ牧師の件について、単に「イスラム教に抗議する良い機会である」と述べたという。

 タニクリフ博士およびその他WEA指導陣との会合の中で、テリー氏はドイツケルンで30年間を過ごした後、愛する祖国アメリカが道徳的な退廃状態にあることに気づき、また弱体化した教会によって弱められ、力のない政府によって弱体化し、さらにイスラム教聖職者やシャリア法が侵食していく危機にあることに気付いたことを打ち明けた。テリー氏は、コーランを冒とくすることでイスラム教を侮辱し、「アメリカを目覚めさせる」ためにするべきことをするように「神は私に語られている」と話していることをWEA会合で説明したという。

 28日の会合ではテリー氏と密度の濃い会合が行われ、WEA指導陣は聖書的価値観、イエスのように生きることが私たちの生であることを伝え、他国のキリスト教徒への影響を配慮し、テリー氏の論理を再考する時間を持った。

 「テリー氏はアメリカへの愛がありますが、過去のアメリカのあり方とアメリカのあるべきあり方を混乱しておりました。テリー氏はWEAの会合でキリストに従う者でありながら、これ以上公正に他者を愛するべきであることを信じようとせず、実現可能な戦略に乗ろうとはしませんでした。マレーシア牧師のホー氏がテリー氏に『あなたがコーランを焼却されたことで、私がマレーシアで殺されたとして、あなたがマレーシアに来てなぜコーランを焼却したのか私の家族と顔と顔を合わせて説明することができますか?』と尋ねたところ、テリー氏は沈黙していました。またイスラム教国のキリスト教指導者たちに会ったことがあるか尋ねたところ、テリー氏は笑いました。このような国々のキリスト教徒に対し、テリー氏の聖典焼却行為がどのような影響を与えるかについて尋ねたところ、テリー氏は『私の責任ではありません』と答えました」とWEAは伝えている。


 聖書的価値観、イエス・キリストによる召しとテリー氏の行いの関係については、テリー氏は会合でアブラハムとモーセを引用し、「狂ったことを行ってきた聖書的人物の例です。神が私にそのようにするように言われたのです」と説明したという。WEAによると、彼の精神の中心には「神が私にそうするように言っている」との強い信念があるという。

 タニクリフ博士は「私は世界を旅行しながら、イスラム教徒とキリスト教徒の緊張が高まっているのを認識しています。しかしながら、私たちは相互に尊敬し、違いを乗り越えていく努力が不可欠であり、どのように相互に尊敬し合いながら、平和の中に生きることが重要であるかを模索していくだけでなく、キリスト教教徒としてイエスの道を歩み、彼の愛の中に留まることがとても重要です」と伝えている。

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