Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

受難週から復活祭へ

2012年4月10日12時30分
  • ツイート
印刷

【CJC=東京】復活祭直前の日曜日「受難の主日(枝の主日)」の4月1日、教皇ベネディクト16世はバチカンのサンピエトロ広場でミサを捧げた。

この日はカトリック教会の各教区で「世界青年の日」が記念されたこともあり、広場にはローマ教区の若者たちが多数集まった。

ミサの説教で教皇は、「受難の主日」を聖週間・復活祭への大きな扉として示しながら、聖書の言葉を完成し、十字架にかかるためにエルサレムに上がるイエスの姿、その十字架を王座とし、あらゆる時代の人々を引き寄せ、すべての人々に贖いの恵みを与えるイエスの愛を観想するように訴えた。

教皇は広場の若者たちに向け、この「受難の主日」を、主に最後まで従うことを受け入れる「決意の日」とするよう招いた。

聖木曜日の5日午後、教皇は、伝統に従い、ローマ教区の司教座聖堂であるラテランの聖ヨハネ大聖堂で「主の晩餐」のミサを捧げた。続く洗足式で、教皇はローマ教区の司祭12人の足を洗った。このミサで集められた献金は、シリアの難民の人道支援に当てられる。

イエスの十字架上での死を記念する聖金曜日の6日、教皇は伝統の宗教行事を行った。

夕方、教皇はサンピエトロ大聖堂で主の受難の儀式を司式した。「ことばの典礼」に続き、教皇付き説教師ラニエーレ・カンタラメッサ神父が説教した。

夜にはローマ市内のコロッセオで教皇による十字架の道行きが行われた。毎年、コロッセオでの十字架の道行きのために、黙想と祈りのテキストが用意されるが、今年は「フォコラーレ運動」の会員夫妻によって、家族をテーマとした黙想が書き下ろされた。

十字架の道行きの終了後、教皇は、無理解や分裂、子どもの問題、経済危機の影響による失業など、多くの困難に直面する現代の家族に対し、苦しみを乗り越えるために、十字架上のキリストを見つめるようにと説教した。

7日、エルサレムの聖墳墓教会では、毎年のように、復活祭の前日「聖火の土曜日」と呼ばれるこの日、ギリシャ教会大主教が墓と伝えられる所に入り、祈りを捧げ、復活のキリストを礼拝すると、奇跡としてキャンドルが点された。

儀式は何世紀にもわたって行われてきた。始まりは9世紀にまでさかのぼる。この奇跡に預かろうと教会に集まってきた巡礼数千人を通じてキャンドルの灯火はエルサレム中に広められた。まず墓から取り出された光は、人から人へ、キャンドルからキャンドルへ伝えられ、世界に広められて行く。様々な伝統に立つ礼拝者が闇の中、キャンドルを持って道路に並び、イエス・キリストの光を広めて行く光景は、イエスのメッセージを人から人へ平和に広めて行くことを想起させた。

エルサレムは、必ずしも喜び一色ではない。イスラエル政府の規制で、ヨルダン川西岸とガザのパレスチナ自治区に居住するキリスト者5万人の中で、受難週に検問所で、エルサレム入りを認められるのは僅か2000人から3000人。市内に入っても各種の検問所があり、聖墳墓教会にまでたどり着くのは容易ではない。

8日、復活祭の当日、教皇は、バチカンからローマと世界に向けて復活祭のメッセージと祝福を送った。前夜、サンピエトロ大聖堂で復活の聖なる徹夜祭を行った教皇は、一夜明け、広場で復活の主日のミサを捧げた。続いて正午、教皇は大聖堂の中央バルコニーから、復活祭のメッセージを読み上げた。

教皇は、わたしたちの人間性の中に入ってこられた神、善意と真理と憐れみそのものであるキリストは、十字架の死の試練を通過し、わたしたちに生命の王国に向かう道を開かれたと述べ、復活され、今も、いつもわたしたちのそばに現存するキリストに、希望の力を見出していこうと呼びかけた。そして、復活のキリストが、特に中東とアフリカの人々の平和と安定への努力を励ますようにと祈った。

メッセージの後、教皇は世界の65カ国語で主の復活のお祝いを述べた。教皇は日本語でも「ご復活祭おめでとうございます」と挨拶した。

最後に、教皇はローマと世界に向けての祝福「ウルビ・エト・オルビ」を送った。

※ この記事は、CJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。
  • ツイート

関連記事

  • ローマ教皇、復活祭メッセージで中東和平訴える

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.