カナダのロックアーティスト、マナフェストは今月10日、5枚目のレーベルスタジオアルバム「Fighter」をリリースする。アダム・メッシンガー(ジャスティン・ビーバーをプロデュース)とセス・モスリー(ニュー・ボーイズをプロデュース)が制作に携わった同アルバムは、マナフェストが大切なものを失ったことに対する自身の感情を爆発させたもので、多くの傷付いている人々を惹き付ける。
自身が戦いを経験してきたマナフェストは戦うという意味を知っている。彼は5歳にして父親が自殺し、そのショックから立ち直ろうとしたことが最初の戦いだった。幼少時代に不安定な生活を強いられ、スケートボードの選手として将来を期待されたが、その夢も怪我によって消え去った。しかし、間もなく音楽がその隙間を満たし、彼はそれが自分の求めていた道だと確信したという。
マナフェストは語る。「個人的なことも、家族のことも、あるいはプロとしてのことも、全て戦いだった。全ての出来事から痛みが生じたが、それに打ち勝ってきた。『Fighter』を通して人々に戦い続ける力を与えたい」
2001年以来、マナフェストは9カ国で無数のショーを開催し、9部門のGMAコヴェナント賞と2部門のジュノ賞、4部門のダヴ・アワードにノミネート。「Bring the Ruckus」がナンバー1ヒットソングになるなど、数々の勝利を手にしてきた。さらに2010年にリリースした「The Chase」は日本で人気が沸騰し、売り上げを4倍にも伸ばした。
「Fighter」に収録された主要シングル曲「Never Let You Go」は、マナフェストの柔和で霊的な側面を反映している。主題曲はロックラジオチャートのトップ5入りを果たしている。
現在ツアーの過密スケジュールに追われているマナフェストは今夏にも、米国で行われるスピリット・ウエスト・コーストやクリエーション・イーストとウエスト、イクトゥスなどの主要な音楽の祭典に出演する予定となっている。
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