米キリスト教指導者ジェリー・ファルウェル師死去 73歳

2007年5月17日11時17分 印刷
+米バージニア州リンチバーグのリバティー大学で昨年6月20日、自身の肖像画を後ろにインタビューに答えるジェリー・ファルウェル師=AP

 キリスト教の価値観に基づき妊娠中絶や同姓愛、ポルノに強く反対し、政治的にも大きな影響を与えた米キリスト教右派の指導者ジェリー・ファルウェル師が15日、バージニア州の病院で死去した。73歳だった。



 AP通信が報じたところによると、同日午前10時45分頃、ファルウェル師は同州リバティー大学の事務所でぐったりしている状態で発見された。直ちにリンチバーグ総合病院へ運ばれたが間もなく死亡。死因については不明であるが、心臓病を患っていたとされている。05年初めにも2度、深刻な健康上の問題で入院していた。



 ファルウェル師は1956年、22歳でトマス・ロード・バプテスト教会を信徒35人と共に設立。今では信徒数が約2万4千人に達し、米国でも指折りのメガチャーチの一つとなっている。



 79年には、妊娠中絶の権利を認めた決議に反対し、ロビー組織「モラル・マジョリティー(道徳的多数派)」を結成。会員は650万人と、保守政治家の助けなどにより大きく成長した。87年からは活動を中止するが、同性愛や妊娠中絶などの問題が再燃し始めた04年に、「モラル多数派連合」と改称し活動を再開した。



 83年には米誌「U.S. News & World Report」で米国で最も影響力のある25人の1人に選ばれ、「キリスト教右派の顔」としてテレビ番組にも多数出演。しかし、その極端的な発言で多方面から批判を浴びることも多かった。

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


の最新記事 の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース