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遣わされる者としての生き方

2011年5月23日10時49分
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万代栄嗣牧師+
 その日、・・・弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って・・・その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスは・・・彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」そして、・・・彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残すなら、それはそのまま残ります。」(ヨハネ20・19~23)

 イエスのご生涯において、一番大きな出来事は、言うまでもなく、十字架と復活の出来事です。二つのことですが、一枚のコインの表と裏のようなものです。イエスは、自らの十字架の死により人間の罪を贖い、私たちに永遠の命を与え、その保証として、死の力を打ち破ってよみがえって下さいました。私たちが、十字架と復活の御業をなされたイエス・キリストを信じるなら、この地上の人生が死で終わっても、死では終わらない、死の向こう側の永遠の命の世界が約束されているのです。そして、私たちの生きざまや命の質そのものも変えられていきます。

 今日開いた聖書は、イエスがよみがえられた日、弟子たちに現われた時の物語です。復活されたイエスの御言葉から、私たちの生活がどのように変わるのか、学ぶことができます。二つのことを押さえておきます。

1.復活の主は、私たちを遣わされる

 十字架と復活の御業を成し遂げる前のイエスと共にいた弟子たちは、ただイエスの後を付いて回るだけの弟子たちでした。時々、二人一組で遣わされていましたが、十分に自立することもできず、どちらかというと、へまをしでかし、イエスからしばしば叱られ、「どうして悟らないのか」と言われていました。イエスが本当に期待するような業ができなかったし、彼らの信仰はまだまだ霊的な目が閉ざされていました。

 ところが、十字架の死の後、復活されたイエスに出会った弟子たちは、イエスに語り掛けられます。「父なる神が私を遣わされたように、今度は、わたしがあなたがたを遣わします」
復活のイエスのメッセージは、どの福音書においても共通しています。マルコの福音書では、「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」マタイの福音書では、「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」ルカの福音書では、「キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です」神の御業を証しするために、あなたがたは出て行きなさい、というのです。

 あなたの信仰は、どの位置に立っていますか。イエスが優しい救いの言葉を掛けてくれ、心に平安が与えられるから、イエスに祈れば病が癒されるから、ただイエスの後を付いて回っているだけですか。それとも、イエスに遣わされ期待される使徒として、出て行く準備や働きが始まっていますか。これは、非常に重要なことです。私たちの罪を十字架で贖い、永遠の命を与え、まことの救いと平安を約束して下さった復活の主イエスと出会い、本物のしもべとして出て行くことができるかどうかが問われています。私たちは主から遣わされて行くひとりびとりであることを心から意識する者でありたいのです。

2.救いと滅びの決定権が私たちに与えられている

 私たちは、遣わされて何をするのでしょうか。イエスが救い主であることを語る。もちろんそうです。でも、私たちは単なるメッセンジャー・ボーイではありません。驚くべきことに、私たちが出掛けて行って、誰かの罪を赦すならば、その罪は、神の御心においても取り除かれ、赦されていくのです。あなたが、「そんな汚い生き方で」と思いながら、「その人の人生だから」と言って、誰かの罪をほったらかしにするなら、その罪は神の御前でも確定されてしまい、その人の魂は滅びるのです。

 私たちが遣わされて行く時に、私たちの証しやキリストの御名によって語る言葉を軽んじてはいけません。私たちが、「あなたの罪は赦され、神の子どもとして新しい人生を歩むことができます」と語る時、それは単なる伝言ではなくて、救いそのものを伝え、運ぶことになるのです。主から遣わされるあなたの言葉の中には、人の罪を赦したり、罪に定めたり、救いや滅びを決定する権威までもが与えられていることを知りましょう。

 復活の主は、私たちひとりひとりをイエスの代理として、遣わして下さるのです。クリスチャンの歴史は、遣わされた者の歴史でした。使徒や宣教師が世界中に出て行き、命懸けで福音を宣べ伝え、今、私たちも自然に信じることができています。私たちの時代で、遣わされる者としての使命をやめてはなりません。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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