Skip to main content
2025年10月28日10時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

外キ協全国協議会全国集会 広島

2006年2月3日17時52分
  • ツイート
印刷
+
+
+
+

 「外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会」(外キ協)は1月19〜21日、広島で第20回全国協議会を開催した。主題は「宣教課題としての外国人住民基本法」、副題に「戦争と排外の時代に『外国人住民基本法』制定運動を展望する」とした。協議会には、外キ協に加盟する12の教派・団体と9地域の外キ連、そして韓国基督教教会協議会の代表者ら45人が参加した。


 19日、中江洋一牧師(在日大韓基督教会広島教会)が「分かち合う者に」(出エジプト記20:1〜2、コリントの信徒への手紙二11:20〜22)と題して開会礼拝をした。その後、公開講座が開かれ、古屋哲氏(大学講師)が「新たな入管指紋制度」と題して講演した。


 講演の中で古屋氏は、外国人に対する指紋制度は2000年に全廃されたが、いま「テロ対策」の名の下で、日本に入国・再入国する外国人から、指紋や顔写真など生体情報を登録させようとする入管法・外登法の改悪が画策されていることを指摘。その問題点を詳細に分析し、批判した。


 20日には、柴田もゆる牧師(日本基督教団廿日市教会)による聖書研究(使徒言行録9:32〜10:18)、金信煥(キム・シムファン)名誉牧師(在日大韓広島教会)による証言「在韓被爆者の支援」が語られた。


 金師は、日本政府からも日本の被爆者運動からも見捨てられてきた「在日被爆者」「在韓被爆者」の人々との出会いをきっかけに始めた、「在韓被爆者渡日治療広島委員会」の21年間にわたる苦闘の歩みを証言した。


 20日午後には、「日・韓・在日教会共同ブックレットの活用」「外国人住民基本法制定運動の新たな段階」「日・韓・在日教会の共同課題」という3つの議題について分団協議した。夜には全体協議が行われ、▲今年、北海道から九州までの各教会、各地域で100回の集会、ミニ学習会を開催すること▲第12回外登法問題国際シンポジウムを10月に韓国で開催することを決議した。


 21日は幟町カトリック教会・世界平和記念聖堂で「共に歌い、共に祈ろう――戦後61年目の『廣島』から」をテーマに、第20回「『外国人住民基本法』の制定を求める全国キリスト者集会」が開催され、90人が参加した。


 松浦悟郎(日本カトリック正義と平和協議会担当司教)によるメッセージ「主よ、見えるようにしてください」(マルコ10:46〜52)、山口県在住の歌手で在日二世の李陽雨(イ・ャンウ)さんによる歌と語りや、フィリピン人、中国人、日系ブラジル人、在日コリアンによる証言が語られた。


 集会では、以下にある「私たちの宣言&私たちの共同の祈り2006」が司会者と参加者全員によって読み上げられた。



<私たちの宣言&私たちの共同の祈り2006>


1.神のいのちの息吹き
司会:「人よ、何が善であり、主が何をおまえに求めておられるかは、おまえに告げてある。正義を行ない、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと、これである。」(ミカ6:8)
全員:歴史を導かれる神さま。私たちは過去を振り返り、現在の課題に向き合い、未来への希望を展望するために、ここ「広島」の地に集められたことを感謝します。
司会:神は、キリストと共に、正義と平和のために働く者となることを、日本人にも、外国籍住民にも求めておられます。
全員:神さま。私たちを暴力と破壊の道具とならないよう、一人ひとりに「いのちの息吹き」を吹き込んでくださり、共に行動する勇気を与えてください。
司会:私たちは、すべての命が「かけがえのない存在」であることを教えられています。それを活かすことを知らされています。
全員:神さま。私たちを、人の力や利害により歪みあう状態から解き放ってください。


2.「共生」の自由を得るために
司会:「私は今日、天と地をあなたたちに対する証人として呼び出し、生と死、祝福と呪いをあなたの御前に置く。あなたは命を選び、あなたもあなたの子孫も命を得るようにし、あなたの神、主を愛し、御声を聞き、主に付き従いなさい。」(申命記30:19〜20)
全員:私たちは命の主である神に、争いではなく、共に生きる自由を与えられています。死ではなく命を、喜びを、そして国境を越えて生きる自由を。
司会:私たちは、悪しき力と闘いながらも、敵を赦すことを選びます。
全員:私たちは、自分たちが犯した歴史の過ちを償う道を選びます。
司会:私たちは、日本に生きるすべての人の生き方が大切にされる道を選びます。
全員:私たちは、非暴力によって、あらゆる差別に抵抗します。本当に必要なものを分かち合う生活を実現します。命をいとおしむ道を選びます。


3.「外国人住民基本法」制定を展望して
司会:私たちは、歴史の主であり、また命の主である神に約束します。在日・日・韓三教会が、この1年も共に歩み続けられるよう、導いてください。
全員:三教会が協力し「外国人住民基本法」制定のために歩むことを約束します。
司会:三教会の歩みの中心に、いつもあなたが平和の主として共にいてくださることを信じます。
全員:すべての民族が、赦しと和解を実現できますように。わたしたちは、人種、民族、性、国籍など、多様さを理解し合う「いのち」を求めます。
司会:生きる力を奪われ、日々の糧に苦労する者に対し、私たちが寄り添うことができますように。自分たちのために富を蓄え、権力に巻き込まれる者の道を歩むことから解放してください。
一同:私たちは今、国を越えて移動しなければならない人々を受け入れ、共に生きる方法を探します。今日よりも明日がよく、明日よりもあさってがよりよくなるように努めます。主よ、私たちの祈りを聴きいれてください。そして祈りを行動へと移せるようにしてください。私たちの主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。


2006年1月21日  外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)
(幟町カトリック教会・世界平和記念聖堂)


 

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月28日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(3)

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • ワールドミッションレポート(10月27日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(2)

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.