米国ブッシュ大統領に対して,直接の公式謝罪及び韓米駐屯軍地位協定(SOFA)に関して,クリスチャンによる断食祈祷会が,去る14日から19日午前 8時まで,Seoul市内の市民公園で開かれた。
19日午前 8時,早朝礼拝を最後に幕を閉じたSOFA 改訂断食祈祷会には,長槍院牧師(韓国基督断食祈祷団団長),ムン常任総務(韓国キリスト教青年連合会,EYCK),剥民数 総務ら,著名人が名を連ねて参加した。
「クリスチャンたちのハンストも,国内においては,これからは教団全体で参加する姿勢を示すべきです。私たちクリスチャンがSOFA改訂に関して,第一線に出て主張を述べていかなければなりません。」
基督断食祈祷団の団長である長槍院牧師は発言の中で,韓国の国家主権が回復されるように,教会はキリスト者としての観点を明確化すべきであることを訴えた。韓国キリスト教青年連合会(EYCK) ムン常任総務は,今回の活動が SOFA改訂に帰結されることが出来ない場合,今後も同様の事が繰り返されるだけであることを言及し,ブッシュ大統領に対して,米国側がこれまでの姿勢を自省し,公の場で韓国側に謝罪するよう求めた。
韓国国内でSOFA改訂が特に取り上げられるようになったのは,今年6月13日に京畿道の陽州で起こった女子中学生事故死が発端。軍事訓練中の米軍装甲車の業務上過失致死容疑で起訴された二人の米軍兵は,最終判決で無罪を言い渡された。判決は,米韓行政協定(SOFA)によって,駐韓米第八軍司令部の軍事裁判所で処理され,韓国司法部がこれに関わることは許されなかった。この事件に対し韓国国民は即時に反発した。SOFA協定廃棄のための凡国民協議会が結成されたり,ホワイトハウス前でのデモ計画がインターネットを通じて配信されるなどの動きが起こった。国内に巻き起こった反米デモは,大学生の米軍部隊奇襲攻撃に女子中学生さえ参加する,という異例の事態がメディアで大きく取り上げられた。中高大学生を中心に展開されている米国製品不買運動も顕著で,これと関連し,現在アメリカで上映されている映画007シリーズの最新作「The Another Day」(日本では来年3月公開嵐閨jの不買運動まで起きている。映画に登場するSeoul市のシーンがあまりにも惨めなものであり,韓国を低俗的に扱っている否めないというのだ。反米世論が沸き上がる中,米軍韓国駐在軍部は夜間外出禁止令を発令した。
今度祈祷会に参加した団体のうち,13日までに公式登録したのは,キリスト教系委員会1団体,教団4団体, 連合機関15団体, 青年連合5団体であった。
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