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世界教会協議会大会、宗教間の開かれた会話を強調

2006年2月21日04時45分
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 世界アングリカンコミュニオン代表的存在であるカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ博士は、ブラジルポルトアレグレにおいて開催されている第9回世界教会協議会(WCC)大会キリスト教アイデンティティーと宗教的多元性セッションにおいて,


 「キリスト教徒はイエスキリストにすべてを委ねるべきであるが、他の信仰をもつ人々と交流するときには多元的な対話のやりとりに開放的になるべきである。私たちはイエスキリストを通して明らかにされた神に、そしてイエスに招待された全ての人々に対する完全な献身を見せるため呼ばれたというアイデンティティーを確かなものにしなければならない。」と述べ、世界の多元文化に手を差しのばす際にキリスト教徒としてのアイデンティティーをどのように保持するかについて講演した。ウィリアムズ博士は宗教間の対話において効果的ではないと思われる2つのアプローチ法について警告した。
 第一のアプローチ法としては真理をキリスト教徒だけが排他的に所有しているとするアプローチ法で、もう一つは他の宗教を信じる人の尊厳を傷つけるアプローチ法であるという。


 ウィリアム博士による警告はイスラム世界におけるムハンマド風刺漫画に対する度重なる暴力行為の行われている最中に出されたものである。
 宗教学者は他宗教のファンダメンタリストと対話交渉する際には多元的なアプローチ法をとることが推奨されてきた。


 ウィリアム博士はキリスト教少数派が大多数がイスラム教徒である社会環境におかれている中東のような地域においてはとりわけ開放的なアプローチ法が重要であることを強調した。


 「今述べているアプローチ法は西欧社会や国際大会のような居心地の良いセッティングのされた場所で行われる『対話』のことを言及しているのではなく、深刻に危険にさらされており、複雑な環境下においてキリスト教の信用性を回復するためのアプローチ法です。私たちが極端に異なる考え方、奇妙で複雑な認識に直面するとき『どのように彼らを誤りだと宣言することができるか』、『どのように思想の競争で勝利することができるか』ということよりも、『彼らは実際何を見ているのか』、『彼らのものの見方は私の世界観の一部を構成しうるものであろうか』という認識を持たなければならない。」と述べた。


 また同時にウィリアムズ博士はキリスト教徒としてのアイデンティティを弁明がましくない方法で保持することを会議出席者たちに促進した。


 「私たちが他の伝統的信仰をもつ隣人と接するとき、ときに彼らの見解は私たちの見解が反映されたものであるかのように思えることがあります。彼らは私たちの持つ御言葉を持っていませんが、しかしなにか深いところで認識できるものがあるのです。」とウィリアム氏は他宗教に対する開放性、寛容性を強調した。
 
 全体セッションではイスラム教、ユダヤ教、仏教の代表者も数人出席したという。


 ローマカトリック教会代表者は世界キリスト教全教会主義の急速な変化が生じるにつれて宗派間の摩擦が生じうることを言及した。
 
 WCCに加盟していないペンテコステ派が急速な成長を遂げているという調査報告があり、ペンテコステ派と福音教会がキリスト教界の第三世界をつくりあげている。キリスト教一致推進評議会議長のヴァルター・カスパー枢機卿は健全なエキュメ二カル精神を保持するために宗派間の神学的な対話が必要不可欠であることを述べた。


 「伝統的なペンテコステ派と私たちはよい対話を行ってきましたが、新しくできたペンテコステ派教会との対話は大変困難になっています。というのも新教会は中核となる組織を持っていないからです。日常生活に関して対話することは可能ですが、神学的対話となると新しくできた教会は統一された神学的基盤がなく、しばしばかなり攻撃的な姿勢をとることからなかなか難しいのが現状です。新ペンテコステ運動が進展しており、この行く末が私たちにはどのようなものになるのかはわかりません。」とカスパー枢機卿は述べた。


 またローマカトリック教会の世界教会協議会との関係性について、カスパー枢機卿は「全く敵対的、競争関係を持とうとは考えておりません。むしろ親しい協力関係を築いていきたいと思います。」と述べたという。


 この10年で最大のエキュメニカル(全教会的)大会である第9回世界教会協議会大会は15日水曜日から24日金曜日まで10日間の日程で開催されている。

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