Skip to main content
2025年12月16日15時59分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

アフガン悪化する社会情勢 人権ウォッチ報告書

2006年1月26日05時59分
  • ツイート
印刷

 アフガニスタンにおける状況は暴動が激化し、アフガニスタンの女性が継続的に社会的差別、抑圧下に置かれたままにされており、ますます悪化している。


 1月18日に発表された2006年度人権ウォッチ世界報告書によると、4年前に米軍がタリバン勢力をカブール地域から撤退させたにもかかわらず、不安定な情勢がこのイスラム教国家に蔓延し続けており、そのためにアフガニスタンは世界で最も乏しい国の一つとして置き去りにされているという。また2005年にはアフガニスタン南部においてタリバン勢力やその他反政府軍による暴動が広まったという。また以前はほとんどアフガニスタンで発生しなかったにもかかわらず、2005年には多くの自爆テロが生じ、その大部分がアフガニスタン南部で生じたという。また暴動の急激な増加はパキスタンとの国境を通じて大きな支援を得ることによってタリバン勢力が再編するのに成功したこと、またさらにはアフガン国民の中央政府が国内発展のための誓約を達成しそこねたことに対する怒りの現れを示しているという。


  米"Voice of the Martyrs(殉教者の声、VOM)"のニュース・サービスディレクター、トッド・ネトルトン氏は、タリバン勢力は未だにアフガニスタンに存在していることを確信している。ネルトン氏は電子メールにて米クリスチャンポストにVOMのクリスチャン記者が一年前に「タリバン勢力はまだ撤退していない。タリバンはひげをそり、黒いターバンを着用しなくなっているが、しかし未だにここにいる。」とアフガニスタンから報告していると告げた。


 タリバン勢力は力を増してきているにもかかわらず、アフガニスタン国民の大部分はタリバンよりもむしろそこら中に点在している暴動軍の長が治安が不安定になる最も大きな要因であると感じているという。


 人権ウォッチは敵対武装勢力同士の衝突は2005年に減少したが、多くの地域において、地方の軍隊勢力の長とその軍隊が専制的な逮捕や不法な拘束、誘拐、強奪、拷問、殺人、司法管轄外の容疑者に対する死刑執行、強制移住、強姦に関与し続けているという。


 特に成人女性と少女が厳しい女性差別と規制下におけるもっとも不安定な状況に苦しんでいる。2005年国連およびアフガニスタン政府報告書によると学校に通うべき年代の少女のうち35%しか実際に学校に通っていないという。また結婚に関してはアフガニスタンの女性のほとんどが16歳にも満たないうちに強制的に結婚させられているという。


 さらにアフガニスタン南部の5つの州ではたったの10%の少女しか中学校に通っておらず、残りの90%は学校に通っていないという。
 また政治家候補者やジャーナリスト、教師、NGO職員あるいは地元統治者を批判するなどの仕事に積極的に関与し社会を先導しているような女性は継続的に脅しや暴力に直面しているという。


 2005年4月中旬にはバダフシャーン州で29歳の女性が姦淫のために家族に虐待され死に至ったという。また昨年5月4日にはバグラーン州で三人の女性の死体が発見されたという。さらにそれらの女性遺体には「女は非政府組織や西欧援助機関で働いてはいけない」というメモが張られていたという。


 このようなアフガニスタン女性に対する至らない扱いにもかかわらず、2005年10月18日の議会選挙では前進が見られた。議席の少なくとも4分の1は保証されていた女性候補者たちは投票者に訴え、選挙運動を行った結果、68人の女性議員が誕生したという。この数は4分の1の割合をわずかに上回る。


 2006年度人権ウォッチ世界報告書は2005年70カ国以上における人権開発状況を調査した内容を含んでおり、タリバン勢力下においての状況に比べれば状況はましになったが進展度合いは不十分であり、遅すぎると結論づけた。



 VOMのネトルトン氏は「選挙によって政府が成立し、適切な憲法が制定されたことはすばらしいことだ。しかし、子供たちが成長するにおいて子供たちの自由を現実のものとするにはさらなる問題解決が必要であり、さらに少女やキリスト教の信仰を志した子供たちが本当の自由を得るには多くの難題が積み重なっている」と述べた。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 希望に生きる 佐々木満男

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(257)聖書と考える「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」

  • サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束

  • 花嫁(39)真昼の花嫁 星野ひかり

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

編集部のおすすめ

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.