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伊祭司、イエスキリスト非存在裁判出廷

2006年1月25日05時55分
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 無神論者が非合法的にイエスキリストが存在したと伝えているとして司祭を訴えたことを受けて、イタリアの小さな町の小教区司祭が今週中に法定公聴会に直面することになる。


 このイタリア司祭エンリコ・リッヒ氏とその弁護士は生涯無神論者であることを宣言しているルイジ・カッシオーリ氏によって2002年9月にリッヒ司祭が教区会報でイエスキリストは2000年前にベツレヘムで誕生した歴史的象徴であると書いたことに対し告訴を行ったことを受けて、今週金曜日に法定に出廷することになっているという。
 
 今年で74歳になるカッシオーリ氏は、このことを二つのイタリア法に違反するものであるとして訴えている。一つは「人気のある信仰の濫用」つまり、不正に人を騙しているのだという。そしてもう一つは「他人に成りすますこと」つまり、誰かが他の人に誤った名前を命名することによって不正に利益を得ているのだという(AP通信)。


 この生涯無神論者のカッシオーリ氏はキリスト教徒が自分の信仰を宣言するのは全く問題ないが、カトリック教会がただ単にでっち上げにすぎないような話をあたかも現実にあって歴史的象徴であるかのように取り扱うことによって自らの威信を保っていることを非難したいのだという(AP通信)。


 原告はローマカトリック教会が2000年に亘ってイエスキリストが存在したとして人々を騙し続け、当時イスラエル周辺ガマラ地方のユダヤ人の息子であったガマラのヨハネをキリストだとしてすりかえた(他人に成りすませた)ことによって金銭的な利益を教会が受け取ってきたのだとしてローマカトリック教会を訴えている。
 さらに原告は福音書は一貫性がなく、多くの誤りや偏見があり学術的な分析に耐えうるものではないと非難した。


 イタリアの検事は最初はこの件を法定に持ち出すのはやめようと原告に促したが、カッシオーリ氏は断固として告訴する意思を変えなかったという。


 今週の公聴会ではイエスキリストが本当に存在したかどうか専門家によって歴史的文献を調査して法定に持ち出すためにカッシオーリ氏の主張を全般的に論議する予定である。


 カッシオ−リ氏はリッヒ氏と学生時代は共に学問に励んだ学友であったが、カッシオーリ氏によると相手が誰であろうとかまわないと言う。


 「キリストは存在しないと証明しようとするとき、1人の司祭を攻撃することは司教や枢機卿を攻撃することと同じである。」とカッシオーリ氏は述べたという(AP通信)。


 リッヒ氏はイエスキリストが存在したことは間違いのない事実であって異邦人からも信仰深い人たちからも教会側の主張を支持する十分な証拠があると反論している。


 リッヒ氏の教区会報で、「目覚めよ。あなたは多くの人が明かししたキリストを否定することですべての人に嘘をついてしまうことになるだろう」とカッシオーリ氏の攻撃に対する見解を述べた。


 ノートルダム大学教会史専攻のR.スコット・アップルベイ教授はリッヒ司祭に同意しており、「イエスキリストが存在したことは疑う余地がない。しかしナザレのイエスが何をしたのか、またイエスの存在の意味は何かについてはまた別問題である。しかし、イエスキリストが存在したかどうかと言う問題については、ほかの歴史的人物の存在性を示す証拠よりも多くの証拠がナザレのイエスについて存在している。ただ単にイエスが存在したと言うだけでなく、彼は実際歴史に記録され語り続けれらるにふさわしいある種の卓越性も備えていた。」と述べている。


 カッシオーリ氏の最終目標はこの問題をヨーロッパ人権会議に持ち出すことで、イタリアでの告訴はそのためのプロセスのほんのワンステップにすぎないのだという。


 カッシオーリ氏は「私はキリストと神に反して生まれてきた。私は今このような訴えを行っているのは、これが私が死ぬ前にしなければならないことであると自覚しているからである。私はこの告訴を始めたのは教会に対して最後の一撃を食らわしたかったからです。」と述べたという(豪紙"The Sydney Morning Herald"より)。

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