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キューバ教会の強制閉鎖に懸念募る

2006年1月11日12時14分
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 キリスト教人権団体によると昨年キューバにおいて家族教会設立における厳しい法的規制に伴い、少なくとも3つのプロテスタント教会が強制的に閉鎖されたという。


 クリスチャン・ソリダリティ・ワールドワイド(CSW)によるとキューバ西部のグアンタナモとオルギンでは2つの教会が強制的に閉鎖された。そのうち一つは昨年8月に地元当局によって差し押さえられ、他の一つの教会は昨年末に教会を取り壊すと脅されたという。そしてもう一つ、キューバ首都ハバナ郊外にあるペンテコステ派教会は昨年末教会員の見ている最中に解体されたという。


 キューバ当局ではこれらの行為は非合法的な建造物に対する正当行為であると主張している。昨年4月に交付された新しい規制によってすべての家族教会は行政当局による登録を受けなければならなくなったという。


 地元教会指導者たちは登録申請が非常に複雑で現実問題として登録するのが不可能な状態になっているとCSWに悲痛の声を訴えた。多くの地元教会指導者たちはこのような厳しい法的規制は家族教会設立の動きを妨げる政府による陰謀であると見なしている。


 このような状況下でCSWの主な懸案事項は今回生じた3つの教会の強制閉鎖は宗教的自由の弾圧への始まりの一歩に過ぎないのではないかということである。


 CSW代表のステュアート・ウィンザー氏は、声明の中で「私たちは今回生じた3つの境界の閉鎖、没収、解体に深い遺憾の意を表します。私たちは国際団体にキューバ政府がキューバ国民が互いに集まり礼拝をするための規制をかけることを強く阻止するように訴えます。そして、私たちはキューバ政府にすでに没収された3つの教会を返却するように訴え、閉鎖された教会を再び再開すること、そしてすでに解体された教会を再建築することを強く要求します」と力強く主張した。

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