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ビル・ウィルソン師に本紙がインタビュー メトロ・ミニストリーに迫る

2007年4月14日08時31分
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関連タグ:ビル・ウィルソン
インタビューに応じるビル・ウィルソン師=11日、星陵会館(東京・永田町)で+

スラム化し、貧困と麻薬と殺人が横行する米ニューヨーク市のブルックリンで劣悪な環境下に育つ子どもたちを救おうと26年間命がけで奮闘し、現在同市で2万2000人以上、全世界で5万人の子どもたちを育成する世界最大級の日曜学校を展開するビル・ウィルソン師(メトロ・ミニストリーズ・インターナショナル代表)が10日と11日、東京・星陵会館にて来日講演会を開催した。13歳のときに母親に捨てられ孤児となった同師が、今は子ども達を救う大衆伝道師として生まれ変わり、全世界で「メトロ・ミニストリー」の活動を実施している。では、「メトロ・ミニストリー」とは一体どのような宣教団体なのか。そしてビル・ウィルソン師の生き様とはどのようなものなのか。ウィルソン師が本紙のインタビューに応じてくれた。

ビル先生はどうしてメトロ・ミニストリーを始められたのでしょうか。

米ニューヨーク市のスラム街で生きる子どもたちはたくさんの必要を抱えています。そのような深刻な状況の子ども達を助けられるのは同じ体験をした人、つまり、私のような者しかいないのです。私は13歳の時に母親によって道端に置き去りにされました。しかし、一人の男性が私を拾い上げてくれたのです。そのことがきっかけとなり、いま私がこのような働きをするようになりました。

ビル先生がミニストリーをされているニューヨーク市の「ブルックリン」とはどのような所なのでしょうか。

犯罪率が高いスラム街です。殺人、レイプ、強盗などの犯罪が日常茶飯事に行われます。ですから、初めにメトロのミニストリーを始めた時はなぜそこへ行くのか理解してもらえないことが多かったです。約26年前にブルックリンへ行き、ミニストリーを始めました。聖書に記録されていることに従ってイエス・キリストの御言葉を語ると子ども達が救われたのです。それ以来、この活動を続けています。

世界で5万人の子ども達を救いに導いたメトロ・ミニストリーの日曜学校とはどのような学校なのでしょうか

普通、「日曜学校」と聞くと「真面目」なイメージがあると思います。しかし、メトロ・ミニストリーの日曜学校は、いつ来ても楽しくて楽しくてたまらない、とても開かれた学校です。たとえば、トラックの荷台の外枠を開いて即席ステージにし、講演会の会場にしてしまうこともあります。そこに子ども達が集まってくるのです。1台のトラックの周りに何十人もの子ども達が集まります。そして、同ミニストリーのスタッフが毎週1回、子ども達の家庭を戸別訪問し、状況の把握やカウンセリング等を行っています。

さらに、日曜学校に通う子どもたちをバスで送迎するようにしています。スタッフがバスで一人ひとりをピックアップしますが、私自身もバスを運転しています。なぜ私がそれをしているかというと、私自身が自分が語っているとおりに生きているということを子ども達に教えてあげるためです。私はまるでかつての自分自身を拾い上げるように子ども達をバスでピックアップしています。このような行為の積み重ねが子ども達一人ひとりを変化させることに繋がると思って運転しています。

メトロ・ミニストリーをしながらたくさんの妨害を受けているとお聞きしましたが

この200年以上にわたるアメリカの歴史の中でも、ニューヨークのスラム街で子ども達を伝道するという働きを実行した人は誰もいませんでした。ですから26年前に私がそこに来たときにみんなそんなことをするのは不可能だと思っていました。その難しいところで伝道をしていると、そこでたくさんの妨害に出会ったのです。誰もやったことのないということは、すなわちそれだけ難しいことであるということです。ですから、自分がそれを始めたらきっと大きな障害にぶつかるということは予想していました。

聖書にも記録されているように、イエス・キリストの時代の出来事、その教え、弟子たちの教え、それに本気で向き合うならば、そこに書かれている聖書の原則を自分がそのまま実行するならば、きっとニューヨークのスラム街を変えられると思っていましたし、どんな妨害が起こっても必ず乗り越えられると思っていました。

そのような反対を受ける中で、顔を拳銃で打たれるということもありました。しかし、そんなことをしながらでも子ども達が変化すれば必ず世の中が変わると思いますし、そのことが単にニューヨークのスラム街だけの話ではなくて、この働きが世界中で本当に必要なものなのです。今ではこのミニストリーをニューヨークから持ち出してぜひとももっと多くの国と地域に広めてほしいという声をたくさん聞くようになりました。確かに障害が多く、妨害が多いですが、それ以上に大きな実りを頂いています。

数多くの迫害を受けながら止めたいと思ったことはないのでしょうか。

止めたいと思ったことは一度もありません。むしろ、それだけ大きな可能性があり、大きな実りが期待できるということは、それだけ大きな妨害や障害があることは最初から予想していましたから。良い働きを止めさせようとする悪魔の働きが確かにあるわけです。しかし聖書が語られるとおり、私たちの内におられる神はそんな世の中の力よりも必ず大きいです。だから子ども達を救うことが必ず実を実らせるし、そのことが人々に良い影響を与えるし、そのことによってこれからの時代を変えていけると信じています。私は平凡なごく普通の人間ですが、そんなごく普通の人間でもそんな変化が起こせるということがわかれば、みんなも同じようなことができるようになって、この社会を良い方向に変えていくことが出来ると信じています。

現在古い病院の跡地を改修してメトロ・ミニストリーズ・インターナショナルの本部にしようとしていると聞きましたが

神さまがものすごいチャンスを与えてくれました。古い病院があったブルックリンの一区画を購入して、そこを世界中から集まってくる人たちのための研修センターにしようと考えています。子ども達のための働きを始めたいという方がいますが、実際にどうすればいいのか。何をしたらいいのかわからないのです。それを現場で体験して訓練しなければなりません。ですから世界中から来る人たちを一箇所に集めて、そこで研修期間を定めて一緒に働き、現場で訓練し、能力を身に着けてもらってそれぞれの国に帰ってもらう。これがこれからの子ども達の生き方に良い影響を与えると思っています。

最後に日本人に向けて一言

日本であろうとアメリカであろうと、文化と言葉の壁を越えて人間が目指すべきところは一つです。そして、この社会を変えるために政治家、実業家、学者など多くの人たちと協力していかなければなりません。これからの時代に変化を生み出すことが必要です。そのために日本が重要であると感じています。

関連タグ:ビル・ウィルソン
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