Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

神学ノート ウェスレーの聖霊運動

2005年10月5日10時07分
  • ツイート
印刷

「だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。(マタイ5:48)」

1. キリスト者の完全
1739年から1777年まで、ウェスレー(Wesley)は「ジョン・ウェスレー牧師によって信じられ教えられたキリスト教の完全に関する明瞭な報告書」(A Plain Account of Christian Perfection as Believed and Taught by the Reverend Mr. John Wesley)という著述を連続的に発行した。この本の内容は、以降二世紀にわたってメソジスト(Methodists)から分派していった数多くのホーリネス派の宣言文のような役割を担った。

しかし、ウェスレーは「罪の無い完全」(sinless perfection)を教えてはいなかった。彼が教えた完全の教理は、動機と欲望における完全であった。罪の無い完全は死後に得られるものであり、聖化された魂は絶えず敬虔の訓練と世俗的な欲望からの切り離しを通して持続的に罪から勝利する人生を歩めると述べた。

2. セカンド・ブレッシング(The second blessing)
ウェスレーは信者が経験する救援の過程を二段階に分けてみた。先ずは、改心または新生であり、次にクリスチャンの完全または聖潔である。最初の体験では信者は彼の自犯罪を赦される。しかしアダムの堕落以降の遺伝されている罪は残されていて、これは二次的な祝福(セカンド・ブレッシング)である聖潔の恵みによって除去されるということである。

1870年から1885年に至るまで、聖潔の教理は南部のメソジスト教会の中で急速に拡散していった。ホーリネス派のジョージア・ホーリネス・アソシエーション(Georgia Holiness Association)が設立され、その地域の多くの牧会者らが聖潔の体験を二次的な祝福として告白した。

1890年と1900年にかけて、ホーリネス派は彼らの根本的な教理の通り、完全なホーリネスの教理を主張していった。この運動はメソジスト内だけに限らず、多くの都市で普遍的に起こった。長老派の牧師も少なからずこの運動に関連している。例えば、ホームズ(N.J. Holms)のような長老派牧師は1899年他のホーリネス派の長老教信者とともにBrewerton長老教会を建てた。そのグループは長老教の小教理問答と大教理問答に聖潔の教理を二次的な祝福として加えた。

3.瞬間的な聖潔
ウェスレーの聖潔論には、漸進的な面と瞬間的な面があるが、その強調するところは瞬間的な面にある。クリスチャンの完全は恵みによって瞬間的に与えられるが、瞬間的な聖潔以降の成長のためには、神の恵みに応える人間の姿勢と態度、つまり献身、服従、善行、恵みの手段を活用することなどが必要であると力説した。

Phoebe Palmer婦人とその夫Walter Palmer博士の働きは、メソジスト思想のなかで、新しい運動を引き起こした。彼らは聖潔の増進のために火曜集会を始めたが、彼らの集まりは急速にリバイバルを興し、数百人の一般信徒が超教派的に集まった。

Palmer婦人は初代教会の信徒たちが体験した聖霊の体験と完全の経験は「祭壇の前にすべてを」(all on the altar)捧げることで得られると言い、これが瞬間的に聖化する近道(the shorter way)であると述べた。彼らの教えは1839年にメリット(Timothy Merritt)によって「クリスチャンの完全に関する案内」(The Guide to Christian Perfection)という刊行物として紹介され、後にこのタイトルは「聖潔への案内」(The Guide to Holiness)に変わった。

*ともに祈りましょう。
1.主に自分のすべてを捧げることができるように祈りましょう。
2.我々の霊を持続的に聖潔の恵みの内に預かるように祈りましょう。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(9月16日):グアテマラ 子どもたちに広がる希望の連鎖

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.