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宣教の地 教派超え集う 平戸で「聖堂ライブ」 本田路津子さん賛美歌

2004年9月1日22時50分
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長崎県平戸市で5日、「聖堂ライブ」が開かれる。平戸は日本で最初に宣教師たちが上陸した地。同市鏡川町の聖フランシスコ・ザビエル記念教会で、福岡市のプロテスタント関係者の呼びかけに、平戸市のカトリック関係者が会場提供などで協力。平戸観光協会が観光振興イベントとして主催する。

ライブは午後5時半から、福岡県在住の歌手本田路津子さんが代表曲の「耳をすましてごらん」や賛美歌「このままの姿で」など12曲を披露。宗派を超えた交流会も市内のホテルで開く予定で、平和に関する詩やメッセージを朗読する。一般市民も含め参加を募っている。キリスト教は、1549年に鹿児島に上陸したカトリック宣教師、フランシスコ・ザビエルが伝え、次の訪問先の平戸で急速に広まった。同市と周辺二町の「平戸教区」には、13のカトリック教会がある。

今回の企画は、福岡市西区の姪浜バプテスト教会が「日本のキリスト教のルーツをたどり、平戸の関係者と交流したい」と発案した。ザビエル記念教会は「平戸ではカトリックとプロテスタントの交流は初めて。自衛隊のイラク派遣など、平和のあり方を考えなければならない時代にあって、教派を超えて集う意義は大きい」という。

参加費は、ライブ千2百円、交流会3千円。平戸教区の教会や史跡を訪ねるツアーも1泊2日(5、6日、2万9千円)で予定。福岡市の旅行会社・夢紀行倶楽部が募集中。平戸観光協会=0950(23)8600、同倶楽部=090(9725)2933。(情報源:西日本新聞)

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