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クローン人間 「イブ」 その真実は

2003年1月29日11時01分
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昨年末,ローマの産科医セベリノ・アンティノリ氏による会見で,本人のクローン胚で妊娠した女性が今月中に出産するとされた報道が記憶に新しい。しかし,これに関する研究実績の検証が未だ行われていない上,最近では研究の存在自体の虚偽性が指摘されている。これを背景として,キリスト教が国民に広く受け入れられている韓国では,今回の問題をクリスチャンの視点から追求したドキュメント番組が放送される。番組内では,視聴者たちが実際に参加できる電話投票も企画されている。現代のクリスチャンが,一連の報道に対してどのような立場を取っているのかを模索する。

クローン人間,胚芽複製,更には遺伝子の販売に至るなど,今世紀の生命倫理は,出だし当初から大きな挑戦を受けている。番組では,韓国キリスト教生命倫理委員会の朴サンウォン教授を招き,これら21世紀におけるキリスト教の重要課題である一連の問題について意見を聞く。

ギリシャでは,政府の科学技術省において“生命倫理基本法”制定を立案,保健福祉省では“生命倫理及び安全に関する法”制定に向けての動きがあり,クローン技術による人間複製だけでなく,人間胚複製研究を全面的に反対する国民の意思が見られる。しかし,個人的に研究を継続する科学者や,生命の尊厳に対する意志を示さない中央政府の緩怠のため,これらの法の制定も現在では無期延期状態である。

こうした中,朴サンウォン教授は,これまでキリスト教界で継続してきた努力が,今世紀のクリスチャンたちによって維持されることの重要性を延べ,人間の生命尊厳の脅威に対して,生命の真実を知るクリスチャンこそが積極的に対応する必要性を述べた。

番組は現在も制作段階ではあるが,聖書信仰を持つクリスチャンたちにとって大きな挑戦となっている科学的事実を,医学教授を招いて,面白く,同時に鋭い視点で追及する。子どもたちにも容易に理解できるように,クローン技術の定義から丁寧に解説。母体となる人間とクローン人間が実際にどの程度類似するのか,複製人間の直面する諸問題,そしてこれらに対するキリスト教的見解を,全4回にわたって紹介していく。

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