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日本から来たドイツ人(22)・・・強い心

2010年7月22日11時52分
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ハイデルベルクの教会の塔から眺めた街並み。階段を昇った人だけが見ることのできる景色。+

 先日南アフリカにおいてサッカー・ワールドカップが開催されました。この大会は遠いアフリカの地で行われていたため、徹夜で応援して寝不足が続いた人もたくさんいたことと思います。



 スポーツと食べることが大好きな私のことですから、今回も出来るだけたくさんの試合の応援をしました。日本中の期待を背負って戦った日本代表でしたが、対ウルグアイ戦でのPKゴールが上手く決まらず、これが今大会最後の試合となってしまいました。最後まで粘り抜いた選手たちは、日本中に「感動をありがとう」と言わせる戦いを見せてくれました。



 私には今までサッカーをした経験がないのでそのゲーム運びについて詳しいことは分かりませんが、少しだけドイツでバスケットボールをしていたことがあるのでdas Mannschaftsspiel「団体競技」の楽しさは良く分かります。



 この夏日本中に熱い思いを起こしてくれた日本代表チームですが、日本で行われた試合は負け続きで、その直前まで散々な言われようをしていたようです。けれども彼らは本番で期待を上回る実力を発揮したのです。そして世界中で「日本は強い」と言わせるような試合結果を残したのです。



 このチームが勝ち進んで行くと様々なコメントが出されましたが、その中で最も多く聞かれたのが「とても良いチームワークのとれた選手たちだった」という声でした。



 けれども今回の試合で私が感動したのは彼らの「あきらめない心」でした。「どうせ勝てないから」とか、「どうせ誰にも期待されていないから」などと言う思いを微塵も感じさせないプレーの中には「本気の強さ」を感じました。時差や強豪と言われるチームを相手に、そして多くの非難を浴びてきたことも抱えながら真正面から戦いに挑んだ姿はまさに「あっぱれ」でした。



 なぜ彼らは世界に認められる程の強いチームになったのでしょうか?彼らの中には日本人特有の「甘え」がなかったからではないかと思っています。世界で認められるとは、そういうことだと思うのです。世界の壁は決して「甘くない」!偉そうなことを言って失礼しました。けれどもこれが現実なのです。



 私たちクリスチャンも日々戦い続けています。クリスチャンにとっての壁、それは「世界の壁」ではなくて、「世間の壁」と言えるでしょう。



 日本語の「出る杭は打たれる」とか、「長いものには巻かれよ」という言葉は、皆さんも良く耳にされていることと思います。実社会ではこのような生き方が強いられていて、これが出来きてこそ「社会人」と認められるのかもしれません。けれどもこの二つの言葉に対してpositiv「肯定の」と言う印象を持つ人は少ないはずです(と願っています)。



 私たちがその生き方をお手本としているキリストも、多くの人に簡単には認めてもうことが出来ませんでした。キリストが神の子と認められたのは十字架の上で息を引き取った後でした。けれどもこのようなキリストの生き方から私たちは学ばされ、また励まされているのです。



 私たちが生きていく中で本当に楽しいこと、嬉しいことというのは多くの苦難を乗り越えた後にしか与えられないのです。それは私たちがどれだけ「強い心」を持って、最後まであきらめずに頑張り徹せるのかということにつながっています。



 能天気な私は初めて出くわした難問を抱えている時でさえも、「神様と自分を裏切らなければ必ず道は示される」といつも思っています。そして困難な時こそその人本来の「人間力」が試されると思うのです。



 神様に愛されている皆さんはどうぞ最後まであきらめずに、それぞれの前に立ち塞がる壁を乗り越えて行って下さい。その壁に挑もうとしている強い心を神様はいつも支えて下さっています。



 Ueberstehen jede gottgewolltigen Menschen eigene Schmerzen !! 「がんばれ神の子たち」!!(筆者意訳による)



【by Tokyoterin - 東京在住の女性クリスチャン】

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