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榮義之牧師「愛・輝きに向かって」(3)・・・ただイエス様だけが

2010年7月14日10時06分
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榮義之牧師+
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このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。(1テサロニケ3:3)



 マリアン・アンダーソンをご存知の方もいらっしゃることでしょう。彼女は1902年、米国フィラデルフィアに生まれ、1925年、ニューヨークでデビュー以来、欧米にその名声を馳せたアルト歌手です。



 黒人がクラシックを歌う、それだけでもセンセーショナルなことでした。1935年、ザルツブルグでは、名指揮者トスカニーニが、百年に一度の美声と賛辞を惜しみませんでした。黒人歌手として初めて、1955年、メトロポリタン劇場に出演、世界的な地位が確立されました。



 1953年、日本を訪れた彼女は、数々のクラシックで聴衆を魅了しました。最後に、数曲の黒人霊歌が歌われたのですが、一種異様な迫力をもって、聞く者の心を揺さぶりました。静かに深く歌います。「私の悩みは誰も知らない。ただイエス様だけがご存知です」。



 魂の絶叫に圧倒され、訴え掛ける黒人の嘆きと悲しみに、聞く者は捕らえられてしまいました。



 偏見と差別の中で、黒人少女がどんなに惨めな、暗い日々を送ったことでしょう。音楽学校へも入学を拒否され、ただ空に向かって、星に向かって、辛苦の歌を歌い続けたのです。



 嵐のような感動の拍手の渦、聴衆の賛辞の中に立つアンダーソンの眼差しは、あの主イエスを、ひとりの魂を見つめて離さないあの主イエスを、いつまでも仰ぎ見ているのでした。「私の悩みは誰も知らない。ただ主のみ」。



 苦しむ者の涙は、しばしば霊的なレンズとなって、素晴らしい光景を見せてくれます。



 船の底につけられている重りは、安定をもたらすための重荷なのです。



 光り輝く宝石は、光熱と強い圧力の産物です。



 見事な色彩の陶器は、高温の炎で焼き上げられて、生まれ出てくるのです。



 あなたの人生は、良いことばかりではないかも知れません。誤解や中傷、仕事が上手くいかなかったり、自分が願っていた学校へ入れなかったり、体を痛めてしまったり・・・・・・。でも、それで動揺したり、諦めたりしてはいけません。



 あなたが苦しみの中を、神を信じて進み続けるなら、そこに素晴らしい栄光が輝き出るのです。



 これは聖書の教え、神様のあなたへの約束です。



私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全なものとなります。(ヤコブ1:2〜4)



◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、エリムキリスト教会主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。

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