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ミュンヘンで第2回『エキュメニカル教会大会』

2010年5月17日16時34分
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 【CJC=東京】ドイツのとカトリックとプロテスタントは5月12日から5日間、ミュンヘンで「あなた方は希望を持つ」を主題に、第2回『エキュメニカル教会大会』を開催した。



 プロテスタントとカトリックはこれまで長年の間、別個に参加者数千人規模の教会大会を開催してきた。2003年にベルリンで行われた第1回大会には20万人が参加したことから、その再現を目指し準備されたもの。



 大会主催者は、5日間で延べ12万5000人以上の参加を見込んでいる。大会では聖書研究からコンサートまで多彩なプログラムが3000以上が行われる。



 世界教会協議会系のENI通信によると、大会のプロテスタント側の会長エックハルト・ナーゲル氏は、「もはや対話はカトリックとプロテスタントの間のものではない」と記者団に語った。宗教間の対話は、今大会が『特別な場所』を意味することになったと言う。それはミュンヘンがその町の信仰のために『宗教の市』と呼ばれたことがあるため、と指摘した。



 ミュンヘン人口の136万のうち、約3分の1がカトリックであり、7分の1がプロテスタント。さらにユダヤ教徒9000人、イスラム教徒11万人の市でもある。同市のカトリックとプロテスタントはそれぞれ全ドイツの中で3割を占めている。



 カトリック側のアロイス・グルック会長は、聖職者による性的虐待の問題が大会に影をさしたことを認めた。主催者は、この問題を大会で取り上げることにし、4プログラムを追加した。



 双方の主催者は、エキュメニズムへの取り組みを強調、バイエルン州のルーテル派ヨハネス・フリードリヒ監督は、教会が「社会の中で力ある存在」であり続けるためには共に行動する必要がある、と語った。



 ただ指導者は、プロテスタントとカトリック教会がなお聖体(聖餐)共有の問題では一致出来ていないことをが分かれている認めている。この問題は、ベルリン大会の際、プロテスタント教会が行った聖餐式をカトリックの司祭が司式したことで表面化した。問題の司祭はトリーア教区のラインハルト・マルクス司教によって聖務停止処分を受けた。同司教は現在はミュンヘン大司教で、今回大会主催者の1人。



 マルクス氏は記者会見で、聖体の問題が、カトリックとプロテスタントだけでなく正教会にも影響する、と指摘した。「カトリックと正教会は、聖体共有には教会の見える一致が必要という点で一致している」と言う。



 ナーゲル、グルック両会長とも、大会では双方が他派の聖体(聖餐)に参加するように、との呼び掛けを批判している。



 大会で最も注目されるのは14日夕にミュンヘン市心で行われる正教会の礼典。準備されたテーブル1000箇所には祝福されたパンが配られる。ただこれは聖体ではない、と大会主催者は強調している。



 ただナーゲル氏は、「食卓は、共に交わろうという深い欲求の目に見える印だ。それは、すべての人が、その教派や社会的地位に関わらず、キリストに招かれ、歓迎されることを象徴している」と語った。

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