北朝鮮で性的拷問か 越境した韓国系人権運動家が入院

2010年3月10日16時51分 印刷
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 【CJC=東京】北朝鮮に徒歩で入国、43日間の抑留から解放された韓国系米国人の人権運動家ロバート・パク氏(韓国名パク・ドンフン)が、北朝鮮で受けた拷問の後遺症で精神病院に入院した。朝鮮日報(日本語電子版)が報じた。



 パク氏の師とされているジョン・ベンソン牧師は3月4日、米VOA放送とのインタビューで、「(パクさんは)恐怖に直面したような不安症状を見せており、会話時にも呼吸が乱れるほど落ち着かない状況だ。両親や知人が先月27日にカリフォルニア州内の病院に入院させた」と語ったという。



 韓国でパク氏と共に北朝鮮の人権運動を繰り広げている市民団体『パックス・コリアナ』のチョ・ソンレ代表も入院の事実を認めた上で、「平壌に護送された後、口に出せないような性的な拷問を受けた。パクさんは北朝鮮について、ナチスドイツよりも悪らつな政権だと話している」と語った。



 パク氏は昨年12月25日、金正日総書記に人権問題の改善を求めるために中朝国境の豆満江を渡り入国したところを逮捕され、2月6日に釈放された。



 パク氏は釈放直前、北朝鮮の朝鮮中央通信とのインタビューで、「北朝鮮は人権を守った。信仰の自由が保障された」と答えている。一方で北朝鮮消息筋は「パクさんは北朝鮮入りした後、北朝鮮の警備兵に『半殺し』状態にされたと聞いている」と語った。



 ベンソン牧師はVOA放送に、パクさんが心的外傷後ストレス障害(PTSD)による不安症状で意思疎通が容易にできない状況だ、と説明している。

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