Skip to main content
2026年6月22日20時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

工藤公敏牧師「北アルプスのふところから神の懐へ」(32)・・・ヨブの祈り

2010年1月7日11時35分
  • ツイート
印刷
工藤公敏牧師+
+

 ヨブ記は苦難の書と呼ばれる。ヨブ記が書かれた目的は、「正しい人がなぜ苦しまねばならないのか」「真実の礼拝とは何か」を知らせるためであると言われる。



 私はヨブ記1章22節、2章10節、42章10節が好きである。それは主人公ヨブが苦難の中で不平を言わず祈っている姿に励まされるからである。また、自分を正しく理解してくれない友人のために執り成しているヨブに真の祈りを教えられるゆえである。



 ヨブは次の点で祝福され幸福であった。



一、子どもに恵まれていた。7人の男子、3人の女子(1章2節)
二、財産。家畜1万1千頭、羊7千、らくだ3千、牛、雌ろば各5百(2章3節)
三、非常に多くの働き人(1章3節)
四、ヨブ自身健康であった。
五、子どもたちは兄弟仲がよく、互いに行き来していた。(1章4節)
六、神を恐れ、悪から遠ざかっていた。(1章1節)



 ヨブ一家が神から祝福されている原因は、ヨブの信仰姿勢にある。ヨブ自ら敬虔な生活をし、子どもとともに敬虔な礼拝をしていたことがうかがわれる。「こうして祝宴の日が一巡すると、ヨブは彼らを呼び寄せ、聖別することにしていた」(1章5節)。また、ヨブは息子たちがあるいは罪を犯し、心の中で神をのろったかもしれないと思い、全焼のいけにえをささげた。なんと信仰深い、家族を大切にするヨブであっただろうか。現代は多忙な時代で、夫は家庭を顧みないと言われるが、ヨブから家族一致の祈りを教えられる。



奪われたヨブ



 ヨブは神を恐れた潔白で正しい人であったが、サタンの挑戦によって、神のゆるしたもう試練に遭った。愛してやまない十人の子どもと財産を一瞬にして失った。普通の人なら神をのろい、信仰をやめてしまうか、気が狂ってしまう事件である。このような奪われていく中でさえヨブは、神に信頼し、祈ることができた。祝福が増す中ではだれでも感謝し、祈ることができるが、失う中で祈るには、日々の神との交わりが大切である。その時、ヨブは立ち上がり上着を引き裂き(深い悲しみを表す)、頭をそり(哀悼の意を表す)、地にひれ伏して礼拝(絶対服従を表す)した。そして彼は、「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。・・・私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか」(1章22節、2章10節)と神の絶対主権に対する信仰を言い表した。



 私など、十万円ほどお金をだまされて返してもらえないだけでうらみごとを言ったり、シナイ半島旅行中にプレゼントされていたカメラを失っただけで平安を失うような者だ。



解決を得たヨブ



 しかし、このようなヨブも、ヨブ記3章を読むと、出生をのろい、生きていることがいやになり、神になぜなぜと疑問を投げかけている箇所が出てくる。ヨブはあまりに苦しさが続くために、友の涙も、慰めのことばも真の解決にはならなかったのである。



 私は、なぜすばらしい信仰のヨブがこのような状態になったのか理解に苦しんだ。ヨブは、なぜ自分が苦しんでいるのか理解できないで苦しんでいたのである。



 神がヨブに神のみ旨、神のご計画、天上でのサタンとの会議の様子を少しでも知らせてくださったらと人間的に思う。しかし神がヨブの疑問に対して38章から41章にわたって「わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。鳥の子が神に向かって鳴き叫び、食物がなくてさまようとき、鳥にえさを備えるのはだれか・・・」と質問する。そしてヨブは、創造主なる神の前に無知、無能、無力な者であることを告白する。神には、すべてができることを、神がどんな計画をも成し遂げられることをヨブは知った。



 ヨブは1章、2章にある祝福されたときよりも深く神を体験したときに、自分の病気も苦難の理由も神にゆだねた。



 ヨブは友のために祈ることができ、神はヨブを元どおりにし、さらに神はヨブの所有物を2倍に増やされた。また、十人の子どもも与えられ、やがて子どもたちを4代目まで見、長寿をまっとうして死んだ、と42章に記されている。



 自分のことばかりでなく、友のために祈ること、これをヨブの祈りから教えられる。人は自分をのろい、親をのろい、友のことばを許せないものである。しかし神の実在、全能の神、神の愛、神のゆるし、執り成してくださる神がわかると、すべてが解決されていくのである。



◇



 工藤公敏(くどう・きみとし):1937年、長野県大町市平野口に生まれる。キリスト兄弟団聖書学院、ルサー・ライス大学院日本校卒業。キリスト兄弟団聖書学院元院長。現在、キリスト兄弟団目黒教会牧師、再臨待望同志会会長、目黒区保護司。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • ワールドミッションレポート(6月22日):コンゴのムンド族のために祈ろう

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • ワールドミッションレポート(6月21日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師②

  • 主にあって信仰の種をまき続けよう 万代栄嗣

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 欧州有数の世俗国家で6万人が参加するキリスト教大会

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • ロシア軍がキーウ攻撃、世界遺産のペチェールシク大修道院で火災 ドローンが直撃

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.