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韓国系米国人宣教師、金総書記に人権改善訴え北朝鮮入り

2009年12月28日10時15分
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非武装中立地帯で韓国側を監視する朝鮮人民軍兵士+
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 韓国系米国人宣教師、ロバート・パク氏(28、韓国名:朴・ドンフン)がクリスマスの25日、北朝鮮の金正日総書記に人権改善を要求する目的で北朝鮮に入国した。ロイター通信(英語版)など海外メディアが28日までに相次いで報じた。



 韓国・ソウルに本拠を置く北朝鮮人権団体、パクス・コリアーナ(=朝鮮の平和)によると、パク氏は金総書記に宛てた手紙を所持しており、この手紙には、政治犯収容所で拷問や殺人が行われているとして金総書記の辞職を求める内容が書かれている。また、関係者は、政治犯収容所の廃止など北朝鮮の人権改善を要求する別の手紙を所持していたと話している。



 パク氏は25日午後5時ごろ、北朝鮮と中国との国境にある凍結した川を徒歩で渡り北朝鮮に入国。「私は米国市民だ。神の愛を伝えにきた。神はあなたを愛し、祝福するだろう」と韓国語で叫んだ。パク氏の入国の様子は関係者2人がビデオで撮影して記録してあるという。



 その後パク氏がどうなったかについてはわかっていない。北朝鮮のメディアもパク氏に関するとみられる情報は伝えていない。



 米ロイター通信によると、パク氏は出発前友人らに対し、北朝鮮の国民を苦しみから解放するために、米国、韓国、日本の各国政府を突き動かして北朝鮮に介入させる必要があるとして、自分の救出を望んでいないとの意志を明らかにしたという。



 政治犯収容所は、北朝鮮政府に異論を唱える国民を取り締まる目的で政府が国内数カ所に設置しており、拷問は日常的に行われ、最後に殺害されるケースは珍しくないという。2009年現在の収容者数は16万人以上といわれている。



 中国の在北京米国大使館は26日、「米国国民の保護を最優先としている」と発表した。



 パク氏の両親がパクさんの同僚に送った手紙の内容として韓国・朝鮮日報が伝えたところによると、「北朝鮮で苦痛を味わっている人のため神の善良な意志に従うロバートの純粋な動機を栄誉あるものにしよう」としており、事前に彼の北朝鮮入国計画を知っていたとみられている。

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