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最初の海外伝道者 乘松雅休覚書

2006年4月19日10時00分
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著者大野昭氏は日本基督教団香貫教会(沼津市)の元牧師で、キリスト教史談会を主宰されている。このキリスト教史談会パンフレットは第一号から十九号まであって永年にわたって資料を収集しながら発表されてきた論文集である。その中に乘松雅休覚書がある。

1975年刊行のものを著者が『私の遺稿』として一冊にして改めて出版されたものがこの改版である。

最初の海外伝道者、乘松雅休兄のことを、資料に基づき研究論文としてまとめたものであって、これほど充実した伝記は他に類を見ない。AD2000年は乘松雅休兄が最初の海外伝道者として韓国京畿道水原市にソウルから居住を移し、聖書講堂を開いてから100周年になった。これを記念して韓国基督同信会水原教会(伝道者金明俊兄)では記念礼拝と集会が来る九月二日に持たれようとしている。この時期に出版されたことは実に主に感謝するのほかないのである。

改版はしがきでは、「この人々は『誉れを神のみ』という信仰をもち、自らを表すことを自制したひとたちである。たまたまその消息を知っている立場にいたために、このような文章を書く羽目になった」と、主のみ前に低頭するのみであると述べている。著者もまた『恥はわれわにほまれは神に』と乘松雅休と全く同じ信仰に立っている。百年単位の物語として「福音伝道の神髄」にふれる思いに塧れている。

提供:同信社『恩寵と真理』1000号記念特集号「本の紹介」より抜粋

同著は絶版となったが、多数の発注に応えて同信社は3月10日に再販されていいる。

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