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教会の構造改革 基本に忠実に

2005年11月22日06時13分
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 日本のクリスチャン人口は1%にも満たない。その理由として、新しいクリスチャンが増えても、同様の数だけ教会を離れるからという指摘がある。クリスチャン人口の高齢化、教会を訪れた新たな求道者が定着しないという現実を表している。



 伝道不振に対して危機感を抱くのであれば、まず教会の基本的原則に立ち返り、教会の基礎から問い直すことが必要だ。



 教会には3つの基本がある。第一に「ケリグマ=聖書の言葉(福音)の宣布」だ。多様化する礼拝と集会の土台は必ず神の言葉に据えられるべきだ。祈祷集会、賛美、音楽コンサートでも、クリスチャンの集まりでは常に聖書の言葉を中心としたい。人間中心の世俗的な集会ではなく、聖霊が介在する聖会でありたい。



 メッセージは信徒しか理解できないような観念的な説教を超越し、全会衆に訴える生きたメッセージが必要だ。客観的な聖書の歴史を自分の歴史として発見し、聖書を通して人生を解釈するとき、神との人格的な出会いを経験できる。聖書の言葉に対する絶対的な信仰が大切だ。



 メッセージは、預言者の声として、現代に生きるわれわれの陥りやすい罪を的確に指摘するようであってほしい。罪の指摘で終えず、その罪からの救いの道を提示する必要がある。道がはっきりと示されれば人々は自己の罪に気づき、悔い改める。目が開かれればイエスを救い主として受け入れるようになる。



 福音による神の赦しは形式的な儀式によって画一的に起こるのではなく、個人の主観的な恵みの経験によって悟らされる。形式は中身を注ぐ器にすぎない。



 教会第二の基本は「コイノニア=交わり」だ。日本国民にキリスト教が定着しない理由の一つは、信徒の教会生活が長続きしない、或いは中途半端だということだ。「新生」を経験した後でさえ、悔い改めと赦しの連続に挫折感が生じ、教会から距離を置いてしまう。教会内の人間関係の不和が原因になることもある。これらは救われた後に目標を失った放浪と混乱だ。新生後のビジョンを明確に示さなければならない。それは神の御国のビジョンだ。目的地が示されるとき、聖化の道を歩み、教会の団結が可能となるはずだ。



 教会は、弟子訓練や集会などを通して、信徒個人の聖書の学習や心のケアをする必要がある。学習を各信徒の信仰の水準に合わせて行い、全ての信徒の成長のために支援すべきだ。教会の交わりは、単なる社交の場を超えて、天の国のビジョンを共に夢見る場であるべきだ。



 第3の基本は「ディアコニア=奉仕」だ。前述の2点が機能していれば、心が自然に奉仕へと移るだろう。教会は社会奉仕もするべきだ。教会が町内の行事や市民活動に参加することも大切となる。



 社会の中核をなす中年層は、知性、経験とも教会に大きく貢献できる。同時に、心の癒やしを必要としていて、優先的に福音を伝えるべき層でもある。教会の躍動的な成長のためには、経験と良識をもった中年層が不可欠だろう。



 教会の基本構造に焦点を当てると、教会が直面する課題が浮かび上がってくる。課題が見えれば希望も沸いてくる。クリスチャン人口が少ないことは、大リバイバルの証人となり得ることを意味する。日本に対する神のご計画を実体験できるのだ。

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