香港の陳日君枢機卿が引退、後任は湯漢協働司教

2009年4月21日07時07分 印刷
Facebookでシェアする Twitterでシェアする
+
- 広告 -

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は4月15日、香港のジョセフ・ゼン・ゼキウン(陳日君)枢機卿(77)が教会法401−1の規定による年齢制限に達したとして提出していた辞任を受理した。後任はジョン・トン・ホン(湯漢)協働司教。



 協働司教は、司教座が空位になったとき、直ちに後継司教として、教区司教に着任する。湯氏は1939年香港生まれ。66年にパウロ六世によって聖職に叙階された。



 就任に際しての記者会見で湯氏は4月16日「カトリック者全てが教会の社会に関する教えを学び、正義の問題には声を上げ、政治に参画することを勧める。生命は今日では社会から切り離せないからだ」と語った。



 陳枢機卿は2年前、枢機卿定年の75歳に達した際に辞表を提出していたが、教皇は昨2008年12月になって受理する意向を明らかにした。中国本土の教会が置かれた事情を考慮して、教皇が任務継続を要請していたもの。司教任命など教会内部の問題に国家が介入することに反対、宗教の自由擁護のために陳氏は闘ってきた。



 陳氏は、中国本土の司教に、妥協策を永久に続けることはできない、として教会のために責任を勇敢に果たすよう呼びかけた。その中で、06年以来の事態を分析、「中華人民共和国の兄弟」に「恐れるな。歴史が課した責任を負いなさい。この危機にあって、教会を復活させられず、長い間、衰えさせた。あなたがたは歴史に責任があり、神の裁きの前に汚点なしにしっかりと立つ心構えをしなければならない」と述べている。



 湯氏は昨年1月、就任の際、「中国のカトリック教会の様々なグループの間の一致と、関係者の間の建設的な対話」を促進したいと述べ、香港が「中国への教会の橋として不可欠な役割を果たしている」と指摘した。「中国の教会に宛てた教皇の最近の書簡の指示に従って、全力を注ぐ」として「中国政府が本土の上のカトリック者のために完全な宗教の自由を保証することが私の大きな期待である。それが社会への貢献であり、そしてこの方法で母国が国際的な地位を強化することになる」と述べている。

Facebookでシェアする Twitterでシェアする

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。

記事の一つ一つは、記者が取材をして書き上げ、翻訳者が海外のニュースを邦訳し、さらに編集者や校閲者の手も経て配信しているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済(Paypal)で可能です。希望者には、週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

  • 金額を指定:
  • 金額を選択:

の最新記事 の記事一覧ページ

主要ニュース

コラム

人気記事ランキング