Skip to main content
2025年8月27日23時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州

「キリスト教を嘲笑し愚弄」 パリ五輪開会式の「最後の晩餐」に批判相次ぐ

2024年7月29日18時43分
  • ツイート
印刷
関連タグ:オリンピックレオナルド・ダビンチ最後の晩餐フランス・カトリック司教協議会フランス福音主義協議会(CNEF)英国福音同盟(EA)フランス米国カトリック司教協議会(USCCB)
「キリスト教を嘲笑し愚弄」 パリ五輪開会式の「最後の晩餐」に批判相次ぐ+
キリスト教界から批判が相次いだパリ・オリンピックの開会式で行われた「最後の晩餐」をほうふつとさせるパフォーマンス(画像:Xに投稿された動画より)

26日に行われたパリ・オリンピックの開会式で、イエス・キリストと12人弟子の最後の食事の場面を描いたレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」をほうふつとさせるパフォーマンスが行われたことを巡り、キリスト教界から批判の声が上がっている。

批判が向けられているのは、エッフェル塔近くのドゥビリ橋で演じられた「祝宴」と題されたパフォーマンス。「最後の晩餐」でイエスが描かれている食卓中央部分に、レズビアン活動家でDJのバーバラ・ブッチさんが立ち、ドラッグクイーン(女装した男性)やトランスジェンダーのモデルらが周囲の12弟子を表現しているとみられる内容だった。

これに対し、フランス・カトリック司教協議会は27日、フランス語と英語で声明を発表。開会式は「感動にあふれ、世界中で称賛される美と喜びの素晴らしい表現を世界に提供しました」としながらも、「残念ながら、この式典にはキリスト教を嘲笑し愚弄(ぐろう)するシーンが含まれていました」と指摘。「深い遺憾」を表明した。

また、「連帯を表明してくれた他宗教のメンバーに感謝を表明したいです」と述べ、キリスト教以外の宗教関係者からも開会式のパフォーマンスを問題視する声が寄せられたことを示唆した。その上で、「私たちは、(開会式の)特定のシーンの無礼さと挑発によって傷ついた全大陸の全てのキリスト教徒のことを考えています」とし、「オリンピックの祭典は、少数のアーティストのイデオロギー的偏見をはるかに超えるものだということを、皆さんに理解していただきたいです」と述べた。

フランス福音主義協議会(CNEF)のエルワン・クロアレック会長も28日、自身のX(旧ツイッター、フランス語)に、開会式に対する見解を投稿。「創造的で楽しい開会式でした。しかし、ある『絵』にショックを受けました。友愛と包摂が目的なら、なぜ少数の人々の信仰を標的にし、嘲笑するのでしょうか。その必要はありませんでした」と述べた。

批判の声は、フランス国外からも上がっている。

米国カトリック司教協議会(USCCB)の全米聖体大会実行委員長のアンドリュー・コッツェンズ司教は27日、声明(英語)を発表。「約10億人の男女と子どもたちが、直接または生中継を通じて、『キリスト教生活の源泉であり頂点』であるミサが公然と嘲笑されるのを目撃しました」と述べ、開会式のパフォーマンスを批判した。ミサ(プロテスタントでは聖餐式)が制定された場である最後の晩餐が、「ひどい方法」で描かれたとし、「言葉では言い表せないほどの衝撃と悲しみ、そして正当な怒りを私たちに与えました」と続けた。

一方、「私たちは、敵が悪のために企てることを神は善のために用いられることを知っています」とし、新約聖書のローマの信徒への手紙5章20節「罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました」を引用。祈りと断食をもって応じるよう求めた。

この他、カトリック系のCNA通信(英語)によると、米国では他の司教らも自身のXに開会式を批判するコメントを相次いで投稿。マルタやチリ、ドイツの大司教や司教らも批判を表明した。

また、英国福音同盟(EA)のガビン・カルバー最高責任者(CEO)も27日、自身のX(英語)に「パリ・オリンピックの大成功を祈っています」としつつ、「しかし開会式で、最後の晩餐の信じられないほど配慮に欠ける描写によって、キリスト教があからさまに嘲笑されるのを見るのは、本当にひどいものでした」と投稿。「まったく無神経で、不必要で、侮辱的なものでした」と強く批判した。

批判を招いたパフォーマンスでは、全身を青く塗ったフランス人歌手のフィリップ・カトリーヌさんが食卓上に登場し、ギリシャ神話の豊穣と酒の神とされるディオニソスに扮(ふん)し、歌う場面もあった。

AP通信(英語)によると、開会式の芸術監督で、ゲイであることを公表しているトマ・ジョリーさんは、パフォーマンスは最後の晩餐をモチーフにしたものではなく、多様性を祝い、祝宴とフランスの料理に敬意を示すものだったと説明。「私の願いは破壊的になることでも、嘲笑したりショックを与えたりすることでもありません」とし、「何よりも、愛のメッセージ、包摂のメッセージを送りたかったのであって、決して分裂を招きたかったわけではありません」と語った。

また、パリ・オリンピック組織委員会のアンヌ・デカン広報部長は28日に開いた記者会見で、いかなる宗教団体も侮辱する意図はなく、社会の寛容さをたたえようとしたものだったと説明。その上で、「私たちの世論調査の結果を見ると、この願いは達成されたものと信じています」と述べた。しかしその一方で、「もし不快な思いをした人がいれば、もちろん、本当に申し訳なく思っています」と陳謝した。

関連タグ:オリンピックレオナルド・ダビンチ最後の晩餐フランス・カトリック司教協議会フランス福音主義協議会(CNEF)英国福音同盟(EA)フランス米国カトリック司教協議会(USCCB)
  • ツイート

関連記事

  • パリ五輪・パラを人々が福音に触れる機会に フランスの教会が多様なイベント企画

  • フランス聖書協会、パリ五輪・パラ期間中にアスリートの証し付き新約聖書を20万部配布

  • パリ市内を1万人が行進し福音伝える 「マーチ・フォー・ジーザス」

  • スペインで「福音派オリンピック」3年ぶり開催 子ども300人が参加

  • シドニー五輪銅メダリスト、岡本依子さんがリオ報告会

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.