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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(7月17日):インドネシア 遷都に伴う大収穫に備える教会

2024年7月17日09時27分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:インドネシア
ワールドミッションレポート(7月17日):インドネシア 遷都に伴う大収穫に備える教会+
インドネシアの首都ジャカルタ(写真:amadeustx / Shutterstock)

インドネシアは首都をジャカルタからボルネオ島のヌサンタラに変更する。新首都は8月17日の独立記念日に合わせ、記念式典とともに正式に始動する予定だ。

首都移設は2022年7月に開始され、整地とアクセス道路の建設から始まった。初期段階では「政府中央区域」と呼ばれる区域が形成され、ここには政府機関、学校、病院が含まれる。このプロジェクトにはインドネシア全土から約15万人から20万人の労働者が参加し、2045年までの移設完成を目指している。

フォーガットン・ミッショナリーズ・インターナショナル(FMI)のブルース・アレンは、ジャカルタについてこう語る。「年間20センチから25センチも地盤沈下が進んでいます。都市は人口過剰です。数百万人しか住めないように設計されていたのに、1千万人、周辺地域には3千万人が住んでいるのです。交通渋滞は大きな頭痛の種だし、公害、ゴミ、水の問題もあり、課題が山積みです」

新首都の建設が進む中、教会はヌサンタラでの宣教の準備を進めている。「FMIは10年以上にわたってボルネオ島の教会開拓を支援してきました。しかし、この新しい首都の開発が発表されると、島の指導者チームはヌサンタラに今すぐ教会開拓を始める必要があると言いました。そうすれば、さまざまな島々から公務員たちが政府官僚の一員としてヌサンタラに流入してくるころには、彼らを待っているキリスト教会があるというわけです」と述べた。

ボルネオ島にあるFMIのパートナー教会では、すでに30人の信徒が集まり、家で礼拝をしている。「彼らは教会堂の建設も考えています」とアレンは言う。

日本においても高度成長時代、都市部の拡大が進み、各地にニュータウンの建設ラッシュが起きたが、このような新しい街に移住してくる若い家族は多くの場合、古い因習などに縛られておらず、福音に心が開かれている傾向が強かった。そのため、ニュータウンを中心に教会成長が顕著に起きたのだ。

同様のことは、インドネシアの遷都とそれに伴う人口流入に際しても起き得る。そしてFMIのような宣教団体がこれを好機と捉え、収穫に備えている。

イスラムの強いインドネシアだが、そのような中で教会の教勢も力強く伸びている。ジャカルタからボルネオ島ヌサンタラへの遷都が教会にとって大きな機会となり、たくさんの魂がキリストにあって勝ち取られるよう祈っていただきたい。

■ インドネシアの宗教人口
イスラム 80・3%
プロテスタント 10・8%
カトリック 3・1%
儒教 0・9%
仏教 0・4%
ヒンズー教 1・3%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:インドネシア
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